スーツを休ませる
「丁寧に着れば10年以上着ていただける」Corvoのスーツのためにお手入れの方法をご紹介。
スーツを休ませる。
ハンガーに吊るす
ポケットの中のものを取り出します。
霧吹きで全体がしっとりする程度、吹きつけます。
風通しの良いところに一晩干し、クローゼットにしまいます。
生地は湿気を吸い乾く過程で、復元性があり、シワが伸びます。
軽いシワでしたらアイロンを使わず、この方法で取れます。
また、型崩れを防ぐには肩に厚みのあるハンガーがお勧めです。
ときどきお風呂場で
お風呂上がりの浴室の蒸気がスチーム効果があります。
お風呂上がりの少し熱気のある状態の浴室にスーツを吊るしてください。
シワがひどい場合はこの方法をお勧めします。
また、この方法は消臭効果があります。
(画像引用;TOTOより)
・ポイント
スーツの連続着用は避けてください。復元する前にスーツを着るのはスーツに大きな負荷になります。
最低でも1日、理想は3日以上間隔をあけてください。
カビの原因になりますので湿気は必ずとってからクローゼットへ。
日常のお手入れの基本、「ブラッシング」。
ブラシの選択
馬毛、豚毛のブラシがあります。
馬毛は柔らかく、豚毛は固いです。
馬毛のブラシは柔らかい、鬣を使用しています。
高番手、シルク、カシミヤ、フランネル素材には馬毛、ウール生地には豚毛を通常使います。
スーパー100以上の繊細な繊維を主に使用するCorvoのスーツは馬毛のものをお勧めします。
ブラッシング
まず、スーツのポケットの中身を取り出します。
繊維の隙間に入った埃を書き出すイメージで。
地の目に水平に、上から下へと力は入れずやさしくかけます。
テリが出ている場合は下から上でもよいでしょう。
ポイント
スーツ一着に15g近くの埃が付着するといわれています。ブラッシングを行うことですべてとは言えませんが大部分を取り除くことができます。
「フケ」「食べかす」などの油分を含んだ埃をその日のうちに落すことでシミの原因を防げます。
また、繊維のキューティクルが寝ることによって発生するテリの予防となります。
また、クリーニングの回数を減らすことで生地へのダメージを軽減できます。
毎日行う必要はありません。回数頻度としては2回~3回に1回程度。