デザインについて
ノッチとピーク襟
ノッチとピーク襟
一般にピークがノッチに比べカジュアルだと思われがちだが、本来スーツ、ジャケットはピークが基本であった。
ノッチの起源は諸説ある。今回、紹介するのは有力とされる説を。
猟師たちが、狩りの際、ピークだと風邪で襟先がばたつき、狩猟の際、邪魔だとノッチになったといわれている。
2000年前後まではノッチのスーツが主流だった。
細身のデザイナーズブランドのスーツを中心にピークの襟が採用され、2010年前後からのトムフォードの台頭に合わせピーク襟は今日のスーツの主流となりつつある。
数年前まではピークはビジネスの場では場違いとされ、一部の方々には威圧的印象を与えたが、いまではビジネスの場でも市民権を得ている。
ピーク
襟先が上に向いて尖ったスタイル。
太めの襟だと、ドレッシーな印象を与える。
細い襟だとカジュアルに見える。
オーダー感がある。
ノッチ
一般的スタイル。
人を選ばないスタイルなのでビジネスシーンでは無難。
金融、法律関係などお堅い職業の方はこちらの方が無難。