ホーム>スーツの教科書>デザインについて>シングルスーツ
デザインについて

シングルスーツ

-シングルスーツ

スーツと言われると大多数が思い浮かべるであろうシングルスーツ。

それほどまでに浸透されており、別途記載のダブルスーツと対をなす形である。

シングルスーツと言っても、前釦の数によってその呼び名を変える。

二つ釦、三つ釦、段返り三つ釦、四つ釦など。

既製品、オーダーメイドを合わせて最も需要の高い二つ釦が主流。

皆さんが街で見かけるスーツの大半が二つ釦のシングルスーツだろう。

 

ーシングルスーツの魅力

汎用性が高く、馴染みやすい。

基本的にシングルスーツであればシーン問わず着用できる。

世界中で愛される完成された形なのだ。

国によってテイストが変わってくるのもまた魅力。

中にベストを挟めば、メリハリのある美しいシルエットを映し出す。

3P(スリーピース=ジャケット、ベスト、スラックスが一組になったもの)も大いに楽しめるだろう。

 

シングル二つ釦

前釦が二つ付けられているもの。

基本的に釦は上のみ留めておくのだが、座るときなどは二つとも外しておく。

下の釦は歴史を辿ると飾りの意味合いがあった為、現在でもその名残で外したままである方が良い。

型崩れ、皺の防止などの意味もあることを忘れてはならない。

写真はcorvoオリジナルモデルの「莞爾」

写真のようにスタイリッシュな形だと、美しいラインを作り出す。

一着はオーダーで仕立てるべきだ。

 

 シングル3P

前述したように、中にベストが入るとメリハリが出る。

ダブルスーツの3Pとはまた違い、ベストの前身が全面的に出てくる。

これによりシングル3Pならではの貫禄も漂うのだ。

 

ページ上部へ