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特急「つばめ」ぶどう色1号 天賞堂製 13両編成
特急「つばめ」ぶどう色1号 天賞堂製 13両編成
天賞堂にて製造されたプラスチック製の製品。
従来、天賞堂は高価な真鍮製モデルを提供していました。
真鍮製モデルは手間がかかり、その価格に難点がありました。
これは、HOゲージの普及を目的とした廉価版。
東海道本線の花形特急として東京~大阪間を8時間(当初は9時間)で結び、当時国鉄の最新の設備、「つばめガール」と呼ばれる女性乗務員がいて最高のサービスを提供しました。
東海道本線が電化されるまでの名古屋~大阪間のc62の牽引は今でも鉄道ファンに語り継がれています。
「つばめ」は庶民には高嶺の花で、名士列車とも呼ばれていました。
2012年の製品を2020年に再生産の2次キットです。
2012年製との違いはありません。
プラスチック製ですが、天賞堂由来の作り込みの良さ、実車の再現率は非常に高いです。
このセットの編成は昭和26年10月頃を想定しています。
牽引車はC62(名古屋~大阪)が担当しました。
・57048 特急『つばめ』ぶどう色 基本4輌セット ・57049 スハ44形 特急『つばめ』ぶどう色 増結用 ・57050 スロ60形 特急『つばめ』ぶどう色 増結用
「つばめ」は通常11両編成でしたが、乗車率が高く、繁忙期はスハ44を2両増結して13両編成で運用されました。
荷物車 スハニ35
食堂車マシ35
2等客車 スロ60 5両
3等客車 スハ44 5両(増結時、通常時は3両)
展望車 マイテ39
「つばめ」で最も特徴的なのは最後尾に連結された、展望台を備えた一等客車のマイテ39です。
展望台を備えた特徴的外観。
三等車の三倍の運賃でソファー席を完備した室内は大企業の経営者、上流階級の社交場としての機能を果たしました。