大阪店
悪い話。
今の日本は賄賂、不正献金、利益供与、政治家の汚職が絶えませんね。
実は生地がそうしたお金の流れに関与することがあるんです。
生地にはとてつもなく高価なものがあります。ダイヤを繊維にして織り込んだもの、ペルーに生息しているビキューナという動物の毛から取れる繊維を生地にしたものなどです。
業者の方が先日、店舗に訪れ見せていただいたのですがビキューナの五十万のセーター、コートなら二百万(生地代のみ)という代物、本当に高いですね。
ビキューナはワシントン条約で保護された動物で政府の証明書がなくては売買できません。
たとえばCorvoがお客さまにビキューナの商品をお売りしたら逐一、ペルー政府に報告しなくてはなりません。それほど厳重に管理されています。
政治家にお金を直接渡すとすぐに通帳記録などで不正献金が発覚するのでこのビキューナの生地が送金ルートとして使われることがあるそうです。
利益供与者がテーラーから生地を買い取り政治家に渡し、政治家がテーラーに買い取らせる。テーラーの手元に生地は残るので政府に届出は出さずに済ます。
噂では現在でもこの手法は良く使われるそうです。
Corvoやお付き合いさせていただいている業者さんはそんなことしていませんのでご安心ください。
「やっぱり、ダーティーな話なので公開したらまずいんですかね?」と業者の方に聞いたら公開してもいいとのこと。
「ピンポーン!」
「ん…!おや、こんな時間に誰かな?」
「ガチャ!!ガチャ!!」
「おい!やめ…ん…グフッ……!!!!」
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