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大阪店

誤解その①

 オーダースーツを作る際、みなさん、よく誤解されていることがあります。スーツを仕立てる際に少しでもお役に立てればとご紹介させていただきます。
 
 パンツの丈についてなんですが、ワンクッション、ハーフクッション、ノンクッションなど好みによって長さにも色々あります。
 
 脚の短い方はよく「脚が長く見えるように長めで」とご注文されますが、実際には逆でより一層、脚が短く見えます。
 
 脚を長く見せたいのならハーフクッションがお勧めです。ハーフクッションは靴の甲にパンツの裾が軽く触れるぐらいの長さです。
 
 ノンクッションは靴の甲に裾が触れず、靴下がほんの少し覗くぐらいの長さです。脚は長くは見えるのですがカジュアルな印象を与えるので個人の印象ではビジネス向きではないと思います。ジャッケトスタイルならありなんですが。(英国調のスーツで裾幅広いものならありなんですが)
 
 最近はパンツの裾はダブルが主流です。ダブルはもともとは英国紳士が結婚式に向かう際、雨に降られ、裾が汚れないように折り返したことが発祥といわれています。なので、ダブルは少し短めのハーフクッションと相性がいいです。

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