大阪店
誤解④
いいスーツやいいシャツは毛玉ができにくいと思っていませんか?
あるお客様が「あそこは十万のオーダースーツなのに毛玉ができた!!」とお怒りなられてCorvoにいらっしゃいました。
毛玉は使用環境、頻度によってでき方に大きな差があるのですが、一般に高級生地にできやすいのです。
毛玉は基本的には細い繊維で織られた生地の場合できやすいです。supper120クラスの原毛を使用した生地なら間違いなく毛玉はできやすいです。シャツも同じで細い繊維の物は毛玉ができやすいです。
織り方なんですが綾織り(斜めに織り目があるもの)や、ヘリングボーン(魚の骨のような模様の物)の物はできやすいです。こちらの織り方は光沢が出やすく、シワに強いです。
夏物はたいていは平織りという織り方で織られているので毛玉はできにくいです。通気性がいいのですが反面、シワに弱く光沢が出にくいです。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.sartoriacorvo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/104