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Corvoのブランドイメージの構築

 アパレル業界はブランドイメージ、コンセプトを大事にしたがります。アパレルショップの経営の面から見てもブランドイメージというのは重要なものです。
 
 Corvoのコンセプトについて紹介させていただきます。
 
 Corvoはクラシコイタリアの感性にあった、縫製、品質の面でも極めて高いオーダースーツを主軸とし、オーダーシャツ、今後の取り扱い予定のオーダーシューズなどの商品拡充に努めています。
 
 例えば「バーバリー」といえばイギリスブランドの代表格ですよね。独特の格子模様にトレンチコートが頭に浮かびますよね。
 
 「ラルフローレン」といえばポロシャツに代表されるようにアメトラブランドの代表格ですよね。「ポロの騎手」の刺繍もすぐに思い浮かびます。
 
 また、靴のブランドといえばジョン・ロブといえばイギリス靴の最高級ブランドですよね。堅牢な作りのオーソドックスな形の革靴が思い浮かびます。
 
 こうして色々と並べてみるとどれも伝統的スタイル、トレンチコート、ポロシャツ、普遍的な形の革靴でどこにでもある商品でこれといった特徴はないのに強烈なブランドイメージがありますね。こうした、有名ブランドは高品質かつ伝統的、普遍的スタイルを消費者に提案しています。(中には名ばかりで高品質といえないものもありますが。)
 
 こうしたブランドにいえることは往々にして普遍的スタイルを崩さないところにあります。バーバリーならば伝統的英国スタイル。ラルフローレンならアメトラ。普遍的な形ですのでいつの時代からも増減はあるものの安定した需要を確保しています。それが長きに渡り強固にブランドイメージとして消費者に定着しています。それがその国の代表的スタイルを先導する地位までになっています。
 
 オーダースーツも時代ごとによって多少なりとも変化はありますが、イタリアンクラシコスーツという大まかなシルエットはほとんど変化しません。数百年の間にさまざまな変化を重ね完成された形はその時代ごとに各個人、仕立屋の感性が加味されたとしても本質は変わらないものです。
 
 Corvoのオーダースーツは縫製の面では、国内最高峰の工場で仕立てているので国内最高品質です。日本の縫製技術は世界トップクラスなので世界レベルで見ても遜色ありません。疑われる方も多いでしょうが日本の縫製レベルというのは世界的に見ても既に最高水準に達しているのです。
 
 日本人は謙虚なのかそのことをあまり、対外的アピールしていませんね。常々、私の頭にあるのは日本のものづくりの精神とファッションセンスに関しては一日の長があるイタリア(イギリスでもかまいませんが)の感性を独自に取り入れることができたなら日本は世界的にアパレル業界を席巻する立場になるでしょう。それは近い将来実現されるでしょう。
 
 また、Corvoのオーダースーツの形は特にこれといった特徴はありません。こんなことを堂々と謳うブランドは他にはないでしょう。オーダースーツですので形は個人の要望にはある程度は応えられるのですが、基本は普遍的イタリアクラシコスーツを踏襲した形になっています。
 
 現在、私がCorvoの経営に関して一存で決めているのですが、今後ともジャパンメイドの製品にクラシコイタリアの感性を加えた高品質のものを提供するブランドを構築できるよう精進していきたいと考えています。

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