大阪店
ロロ・ピアーナ(Loro piana)について
平日はゆっくりしていますから、春の陽気で店番をしていると不謹慎ながらうとうとしてしまいますね。今日はコンビニのコーヒーで何とか凌ぎ切りましたが。
季節の変わり目ということもあり、だんだんとオーダースーツに関する問い合わせ、ご予約も増えてまいりました。(相変わらずオーダースーツの受注ばかりでジャケット、パンツの受注がないです。)
最近、なかでも特に人気があるのがロロ・ピアーナ(LoLo Piana)です。オーダースーツを作られたことがある方なら一度は耳にしたことがあると思います。
以前にもブログで紹介させていただいたのですが、日本ではイタリア最高級生地ブランドとしてはゼニアが有名ですが、世界的にはロロ・ピアーナの方が定評があります。
ロロ・ピアーナの中でも特にお勧めの生地をご紹介させていただきます。
まずは、ロロ・ピアーナを代表するTASMANIAN(タスマニアン)supper150でしょうか。
これは、タスマニア島で飼育されたメリノ種の羊の羊毛のことをタスマニアウールといい、それを使って織られた生地です。
ロロ・ピアーナを代表するだけあってシルクを織り込みライトウェイトで仕上げたサマータスマニアンなど様々なバリエーションがあります。
次にお勧めなのはELEGANZA(エレガンツァ)です。
supper130の羊毛にシルクを織り込んだ光沢に富む生地です。ロロ・ピアーナの生地は総じて光沢は強いのですがエレガンツァは特に光沢が強いです。
オールシーズン向けの生地です。パーティーなどの華やかな席にも最適な生地です。
柄に関しても洗練された都会的な印象の柄が多いです。
季節は外れるのですがFLANEL(フランネル)もお勧めです。
カシミアをsupper120の羊毛に織り込んでいます。フランネルと言えば英国生地のような堅牢なものが一般的ですが、イタリア生地らしい柔らかさと、またイタリア生地らしさの雰囲気をもつ柄の生地です。来シーズンに一着、自分用に仕立ててみようと思っています。
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