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LEONを読んで~シャツの流行~

 休日の水曜日は二週間に一回は必ず店舗に訪れ徹底的に床掃除をします。
 
 最近は床が糸くずや泥でよく汚れています。特に生地を選ばれる際にバンチから出る糸くずがすごいです。オープン当初はお客様になかなか来ていただけず、綺麗なままだったんですが。掃除し甲斐があります。
 
 なんだかんだで春夏ものオーダーも動き出し、ご来店されるお客様も増えてきました。クールビズの影響でオーダースーツの受注も減るかなと思っていたらオーダーはオーダースーツばかりです。しかし、スリーピースのオーダーがなくなりツーパンツで頼まれる方が多いのはやはりオーダースーツ屋ならではの季節感ですね。
 
 そんな、こんなで勉強がてら「LEON」を読んで(見て)いたのですが、印象としてスーツの特集が多いですね。なんだかスーツの特集やジャッケトの特集は多いのですがシャツの特集と言うのは少ないですね。単価が安いからあまり宣伝されていないのかなっと勝手に推測していますが。
 
 勝手にスーツに合わせたシャツの印象について書いてみます。私の見た感じ襟越しが高く、襟が大きいものが多いですね。それと生地は無地の物が多いです。
 
 また襟の開きも大きいものが多いです。実は襟の型にレギュラー、セミワイド、ワイドというのは時代の流行で開きの具合に左右されます。その時代の一般的、開きを基準としレギュラーと定義します。古い型を使っているところのセミワイドは今のレギュラーぐらいの開きの場合があります。
 
 剣先は8.8、襟越し4.5㎝が今の流行です。もともとイタリアのシャツは無地で、襟が大きいものが多いです。LEONはイタリア人のジローラモさんを表紙モデルに起用しているのでイタリア系のファッションが多いですね。

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