大阪店
オーダースーツの体型補正とは?
パターンオーダースーツって人間の縦横の寸法に合わせて、袖丈、着丈、ウエスト、胸周りを決めて作っていくと思われがちなんですが、最近のパターンオーダースーツは進化しています!
人って採寸しているといろんな姿勢、体型をしています。猫背、はと胸であったり、なで肩であったり、平尻であったり、千差万別です。縦横の寸法を変えただけでは体に合ったスーツとは言えません。
最近はコンピューター管理されたCADシステム?(違う名前だったような気もします)というものがあって肩の傾斜が強い(なで肩)人はその肩に沿うような補正を型紙に加えることができるんです。
脚が張り、お尻が張った人は出尻という補正で型紙をお尻が張ったようにしパンツもお尻が張った形にします。最近はやたら出尻のお客様が多い気がいたします。(笑)
なで肩の補正を例にするとたとえば背中にハの字のシワが出ていたら、なで肩などとシワの出方で採寸師が判断します。
「俺はなで肩何やけど」というお客様いらっしゃいますが、基本的にはゲージ服に対してなで肩かなどの体の癖を見ます。気をつけ頂きたいのはオーダースーツは体に沿わせすぎるとかえってシルエットが美しくない、動きにくくなるときがありますのであえて補正をいれないこともあります。
もし、からだの癖などで気になる点がありましたら採寸時に気兼ねなくおっしゃていただければと思います。
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