大阪店
英国生地への移行
日本ではまだまだイタリア生地が主流ですね。
しかし、最近は雑誌などの宣伝媒体のブリティッシュ押しの影響でテーラー、オーダースーツ店でもイギリス生地の品揃えが徐々に増えてきました。また、イタリアの生地ブランドでも堅く、ハリがある英国生地に近いものも出てきています。
日本では光沢のある生地が人気です。
多くのテーラー、セレクトショップ、オーダースーツ店で取り扱いのあるゼニア、ロロ・ピアーナ、カノニコ等の高級イタリア生地は光沢が強いです。ですから良い生地=光沢の強い生地と認識されているようですね。
2、3年前から英国調のチョークストライプ、ペンシルストライプなどの柄のイタリア生地で仕立てたスーツがセレクトショップに多く吊るされています。最近では英国生地へと移行しているようですね。とはいってもまだまだ柔らかさを残したイタリア生地よりの英国生地が多いように感じます。
英国生地の重みとハリのある感触は夏物より冬物のほうがその特性を楽しめます。気が早いようですが私も来季、一着仕立てようと思っています。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.sartoriacorvo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/196