大阪店
オーダースーツの流行~着丈~
世界的に見ても現在は着丈は短めのものが流行だとのこと。
細い襟と短い丈、細身のパンツは以前のスーツのトレンドでしたが襟巾太目、太目のパンツが今のトレンドになりつつあるようです。
一般にブリティッシュ調のスーツは長いと言われますが、様々なスーツを見てきましたが個人的は国ごとによって違いはないように感じました。1930年代は短めのものがイギリスで流行したそうですから、時代によるところが大きいと感じます。
着丈の基準はお尻が隠れる程度、第七頚椎(背中側の首の付け根の骨)からかかとまでの半分、(身長-24cm)÷2、親指の第一関節付近と言われたりもします。
ちなみに私は胴長なので基準どおりに作るとお尻が丸出しになってしまいます。(笑)実際には個人の体型と全体のバランスを元に決めるのが良いでしょう。
バランスをつかむコツは鏡から4メートルほど離れてみると良いでしょう。あまり近くで見ていると全体のバランスをつかめません。
服飾評論家の落合正勝氏は重めの生地のほうが長めの丈があうともおっしゃっていました。また、恰幅のいい方は長め、細身の方は短めがバランスがいい気がします。
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