大阪店
super表記と生地の質
生地を見ているとsuper100(スーパー100)と言う表記を目にしたりしますよね。
これは原毛の細さを表します。
Super100なら18.5ミクロンで、10表記があがると0.5ミクロンづつ細くなります。
例えばsuper120なら1ミクロン細い17.5ミクロンと言う意味です。
一般に原毛が細いと高品質といわれています。
オーストラリア産の原毛の平均が24ミクロンと言われています。また、全世界の羊毛の生産量のsuper120以上のものが5パーセント未満と言われています。細くなればなるほど希少な素材と言うことです。
あくまでもsuper表記で知ることができるのはあくまでも原毛の質で生地の質ではありません。
細い原毛であっても生地に使う量を減らすには打ち込みを甘くすればいいのです。(打ち込みが甘い=単位面積当たりの糸の本数がすくない)
同じ生地ブランドで値段が同じでもsuper表記が違う場合が多々あります。それは加工の違いもありますが、使用する原毛の量の違いが大きいです。
中にはsuper80前後の最高級生地もありますので一概にsuper表記が低いからと言って悪い生地とはいえません。逆も然りです。
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