2014年11月
神戸の街
皆さんこんにちは。
街路樹の木々の紅葉も終わりに差し掛かり徐々に冬に近づいてきましたね。
ちなみにCorvo神戸店はお店のあるビルのすぐそばで神戸ルミナリエが開催されます。ご存知の方が多数だと思われますが少し説明させていただきます。
神戸ルミナリエは1995年に起こった阪神淡路大震災の犠牲者の方々への鎮魂とそして復興、希望というメッセージが込められた神戸の冬を彩る行事です。ちなみに2014年のテーマは「神戸 夢と光」だそうです。
毎年300万人、多い年は500万人以上の方が来られるということもあり、お越しの方は延々人ごみの中をずっと歩くことになりますので疲れて少し腰を下ろしたくなった際は当店でごゆっくりお休みください。(笑)
オーダースーツはもちろんオーダーコートの受注も承っておりますのでお近くをお通りの際は是非お立ち寄りくださいませ。
時代
皆さんこんにちは。
突然ですが、まだオーダースーツって高いイメージがあるのでしょうか?私の知人なんかは「20万ぐらいするんでしょ?」なんて聞いてくる方もいます。実際はその半分以下の7万円程からなのですが、、、
当店では20代のお客様も増え、世代を問わず幅広いお客様にご好評をいただいております。
私の父親なんかは当時テーラーというと30万40万が当たり前で、そこまでスーツだったり身なりにお金を使う男がほとんどいなかった
という話を聞きました。たしかにその年代の方からするとコスメだったり、美容院に男が通っている今の時代は少し抵抗があるかもしれません(笑)
ちなみに大阪店オーナーの谷口は確実に美容院には通わず自分の家のバリカンで髪の毛を刈るという男の中の漢です(笑)
と無駄な話はさておき(笑)、オーダースーツは愛する女性と一緒で長い間お客様と共にいることになります。
吊るしの商品と同じように入ればいいや、という考えのお客様が減ってきて、細かなサイジングの出来るオーダースーツをお選びになる方が増えてきているのではないでしょうか?
人生の伴侶となるスーツを、しかもとびきり美人を取り揃えてお客様のご来店をお待ちしております(笑)
それではまた。
ブランド力
皆さんこんにちは。
本日はブランドの価値や価格について少しお話しさせていただきます。
当店で取り扱っている生地は世界的に有名な一流ブランドも取り扱っているものが多数ございます。
私は以前アルフレッドダンヒルに勤めておりましたので、一流ブランドに触れる機会が多々あり、百貨店に入っているほかのブランドのスーツなんかもよく見て触っておりました。そのすべてに共通して言えるのは、素晴らしい生地を使っているということです。
常々あそこのスーツ欲しいな~なんて思ってました(笑)やっぱりいいものは良いなと感じました。
ただやはり世界的に有名な「ブランド」と呼ばれるものはブランドに対する付加価値、サービスに対する付加価値を支払うことでお客様はラグジュアリーな経験をするのだと思います。
そのラグジュアリーな経験をしていただくことがブランドの強みであり義務であるのです。
我々コルヴォの信念としては本当に良いものを本当の価値をお客様に伝えることだと感じております。
当店ではフルオーダーに近いシステムを導入することによりブランドなどでは今まで出来なかったボタン位置の変更やラペル幅の変更などお客様のニーズにより近い形を実現できます。
コルヴォはまだ世界的なブランドではないのでかなり細かい所まで融通はききます(笑)
百貨店やブランドはお買い物をされるにはこの上なく素晴らしいところだと思います。
いずれそういったブランドの仲間に入るお店を覗きに来ていただいても損はないと思います。
それではまた。
首領
みなさんこんにちは。
そろそろ外出時にはグローブも必要な季節になってきましたね。
本日はあの名作「ゴッドファーザー」のヴィトーコルレオーネの家として登場した物件が売りに出されているというニュースについて少しだけお話しさせていただきます。
ご覧になったことのある方はもちろんご存知だと思いますが、広大な庭で結婚式が行われているシーンや趣のある部屋で娘の敵を討ってほしいと嘆願する男のシーンなどが序盤にありましたね。あの広さで個人の家の庭というのが不思議ですが(笑)
ゴッドファーザーと言えばイタリア系、イギリス系など様々なスーツの形が出てくる映画なので私の中では参考書のような映画です(笑)
当店では型紙を1からおこしますので、そういったクラシックスタイルにも対応しておりますのでどんどんリクエストをしてくださいませ。
クラシックな映画がお好きな方は是非神戸店にてお話しをお聞かせください。
それではまた。
小物アイテム
皆さんこんにちは。
本日はペンについて少しお話しさせていただきます。
私は以前働かせていただいていた職場がペンも取り扱っており、そこから少しペンに興味を持ち始めました。
そして感じたのがどんな小物アイテムでも気を抜かずトータルでスタイリングできている方は男性から見ても非常に格好いいです。
当店一押しのロロピアーナを着て100円のボールペンを胸ポケットから出しても滑稽なだけです。私は今イタリアで人気のダライッティ、オマスなんかがトレンド的にも当店の仕立てにはいいのではないかと思います。
少し遊び心のあるブランドですのでもう少し堅い印象のものでしたらドイツ、イギリスなどのブランドがいいかもしれませんね。
かくいう私も現在自分に合うペンを探している段階なのでいいものがあれば是非ご紹介していただきたいのですが、(笑)
それではまた。
ネクタイの話
皆さんこんにちは。
本日は昨日に引き続きネクタイのお話をさせていただきます。
先日お客様とネクタイの話をしていたのですが、そのお客様はナナメのタイプをたくさんお持ちという方で一般にレジメンタルと呼ばれるタイプが好きな方でした。皆さんご存知かと思いますが、レジメンタルには大きく分けて2種類の形があり、
ヨーロピアンタイプとアメリカンタイプがあります。元々英国陸軍の連帯旗に使われていて、縞模様が右上がりになっているものが英国式、その逆がアメリカ式です。元々イギリスで生まれたものが何故英国式、アメリカ式と2種類あるのか?
それはオシャレに興味のある方なら必ず一度は耳にしたことがあるであろう、ウィンザー公が訪米した際に遡り、
当時のブルックスブラザーズの社長がウィンザー公のレジメンタルタイに目を留め縞の向きを反転させて発売したことに始まります。
そのデザインは瞬く間に広がり、アイビールックを象徴する定番アイテムとなりました。
ちなみに同じ縞模様ですが、右下がりのアメリカ式はレップストライプと呼ばれています。
皆さんも着用されるスーツの形によってネクタイも合わせられてみてはいかがでしょう?
ネクタイのお話し
みなさんこんにちは。
昨日から急に冷え込んできましたので、かなり厚手の暖かい布団を引っ張り出してきた竹村です。
今回は、スーツに合わせるアイテムですが、ネクタイをピックアップいたします。
ネクタイの起源は、その昔兵士たちが首に巻いたお守りの布「フォーカル」が起源とされているそうで、
そこから長い年月が経ちクラバットへそしてボウタイ、フォア・イン・ハンドタイへと移り変わっていくのです。
ちなみにクラバットとはネクタイの原型となったスカーフ状のもの。18世紀頃の貴族の方々の写真によく載ってます。
フォアインハンドタイは現在の形のもので、誕生してからなんと100年以上たった今でもほとんど同じ形のまま残っております。今でこそ当たり前のように毎日つけているアイテムですが、100年以上も前にこの形を作った方はどういった経緯でこの形にたどり着いたのでしょう?笑
それでは、また。
はずし①
「スーツにローファー」「スーツにスニーカー」「スーツをノータイ」「スーツの下はタートルネックのセーター」など賛否の分かれる着こなしが数多ございます。
スーツというのは元を辿ればモーニングコートから、着丈を詰めて寝間着や遊び着として派生したものなのです。
伝統と変化の狭間にあるスーツに「はずし」が行われるのは自然の流れにも感じます。
「スーツにスニーカー」とうのは昔から槍玉にあげられやすい組み合わせですね。(笑)
漫画「釣りバカ日誌」に新入社員がスーツにスニーカーで出社して、浜ちゃんが叱るというエピソードを記憶しています。
実際、ロロ・ピアーナの前代表セルジオロロ・ピアーナ氏と現代表ピエールルイジ・ロロ・ピアーナ氏はモカシンやローファーをスーツに合わせています。
特に前代表はスウォッチをスーツに合わせることで有名でした。
イタリアのファッション界の大御所は好みの違いとばっさりと「はずす」ことを恐れない姿には痛快に移ります。
あくまでも「はずし」は「はずし」と理解の上で明日は「スーツとスニーカー」の組み合わせについてご紹介させていただきます。