大阪店
カフス釦のすすめ②
前回に引き続き、カフス釦について。
本来はシングルカフスにカフス釦で留めるもの(別名テニスカフス)からダブルカフスはもともと芯地の無かった時代に袖を二枚折にして強度をもたせたのが始まりと言われています。
私がスーツ業を開業した4年ほど前は、若干カフス釦が流行っていたので、ダブルカフスでシャツを誂える方が多かったです。今は全体の注文数の2~5%ほどといった感じですか。
昔から「ダブルカフスはオーダーメイドの象徴」と言われ誂えシャツであることを示すアイコンでありました。
ダブルカフスにする際は芯地は柔らかいものを使った方が袖に馴染みが良いのでお勧めさせていただいています。
英国スタイル、北イタリアにはカフス釦は割と馴染みがあるので、また人気が出るかもしれません。
神戸店の支配人の竹村君は「ダンヒル」に所属していたのでカフス釦について知識があります。相談してみると良い提案をしてくれるでしょう。
バルベラの生地や、ロロ・ピアーナで仕立てた貫録のあるスーツを着られる方でしたらカフス釦には是非挑戦していただきたいですね。
(出典http://www.3bijoux.com)
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