大阪店
スーツはファッション
「男性のスーツ姿は二割増しでかっこよく見える」と女性たちは言いますよね。
スーツは男性を示すアイコンと同時にファッションとしても受け入れられるようになっています。
もともと、スーツは黒に近いチャコールグレー、ネイビーの生地で仕立てるのが基本でした。
スーツは軍服からの出自から制服としての色を濃く残していました。
そこにアンチテーゼする新興ブランドがありました。
第二次世界大戦後の1945年のローマに創業した「ブリオーニ」です。
「ブリオーニ」といえばイタリアスーツの代表ブランドです。
「ブリオーニ」は英国のスーツはフォーマル過ぎると考えていました。「孔雀のような装い」といわれるように、それまでのダーク色の多いスーツ地に対し「ベージュ」「明るいグレー、ブルー」などを大胆に取り入れスーツ業界に新しい風を吹き込みました。
ちなみに1952年史上初の男性のファッションショーを開いたのは「ブリオーニ」です。
近年のオーダースーツブームは日本でもスーツをファッションとして楽しむ文化の萌芽になればと思います。
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