名古屋店
セルフイメージ
定食屋の待ち時間に読んだ雑誌に「田中角栄」についての記事をよんだ。
田中角栄といえば無類のカリスマ性を持った人物として語られる。
一番初めの選挙には落選したという。モーニングを着ての選挙活動をしたらしい。
不動産会社を経営していた角栄は自らの経済的基盤、信用を暗に示すためにどんな暑い日、寒い日もモーニングを着ていた。
「日本人の好むリーダー像」
角栄の華美すぎる格好は、選挙区の新潟では、関東地方に比べての経済格差に喘いでいた新潟の人々に受け入れられなかった。 角栄は次の選挙戦では長靴を履いて選挙戦を戦った。 ときに、同じ立ち位置に立って、互いに共感しあう。
角栄のカリスマ性の第一歩はモーニングを脱いだ時にあったのかもしれない。
他者の支持を集め成果を求めるには、自に求められるセルフイメージを掴まなくてはなない気がする。
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