Corvoのモデル「莞爾」「奉文」
皆さんこんにちは。
今回はCorvoのモデル「莞爾(かんじ)」と「奉文(ともゆき)」のご紹介です。
名前の由来は、陸軍中将「石原莞爾」と陸軍将軍「山下奉文」です。
将軍というのは、「リーダー」すなわち現在でいう「経営者」で
Corvoのモデル「莞爾」「奉文」はCorvoのコンセプト。
つまり、そのコンセプトによってCorvoが成り立つことや認知を意味します。
「莞爾」は冬用モデルとなっていますが、通年の着用を想定した万能なモデルです。
特徴としては、衿が尖ったデザインに低めの釦位置から見えるベスト。
脇の部分を高くし腕廻りのアームホールを細くし、かなり絞られた腰回り、
最高品質の本バス毛芯、胸から裾まで直線的に落ちたダーツは男性的輪郭の胸の高さ
スーツの引き締まりを演出し、エレガンスなデザインになります。
昨今のトレンドの細身のスーツとCorvo独自のディテールにより生み出された「莞爾」。
一方「奉文」は一言でいえば、軽くて多種多様。
ほぼデザインは「莞爾」と同じですが、違点は最小限に抑えた芯なし仕立て、
袖付を雨降らしでフロントカットを大きく開いたカッタウェイにより
ネクタイ無しにするとカジュアルにセットアップされ、
また、テーラードの基本を押さえているのでドレスダウンすることなくフォーマルな場でも
お使い頂けることができます。
「莞爾」「奉文」モデルを着用することによって既製服や他のテーラーとの差別化は
男性のステータスではないでしょうか。
例えば、このような調査結果があります。
いつも着用している服やスーツからブランドの服やオーダーメイド、
高級バックに身を固めた男性と女性は、姿勢が良くなり、
その行動や言動が品よく振る舞うといった調査結果があります。
これは意識の違いかも知れませんが、誰もが起こりうることではないでしょうか。
ですが、高級ブランド服やオーダーメイド無しでも意識付けが出来るという人も
いらっしゃると思います。
では何故未だに何十年何百年続いている高級老舗ブランドは健在なんでしょうか。
それには人間の心理(欲求)があるからです。
一つ目が「他者への承認欲求」二つ目が「自己実現への欲求」があるからこそ
高級老舗ブランドはなくならないのです。
それがあるからこそ「ブランド」が誕生し、
また「莞爾」「奉文」モデルみたいな他社と差別化を図るデザインを
生み出さなければならないのです、、、、
では今日はこの辺で失礼致します。
Corvo 大阪店
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