スーツを着る意味
随分と暑くなってきましたね。
こう暑いと服装もだらしなくなってきたり、何かとだらけてくることもあるでしょう。
現在服装においてビジネスでは大半がスーツですね、カジュアル化傾向にありますが基本はスーツです。
ここで、そもそも何故スーツを着なくてはならないのかという誰もが一度は思うであろう疑問について考えてみます。
まず、スーツの起源は諸説ありますが、日本に広まったのは幕末~明治の頃だと言われています。
当時、世界的にみてもスーツは富裕層の嗜みでした。
それが今や当たり前になっているのですから、経済発展の賜物ですね。
ただその後の日本ではスーツと言えば広義で軍服を指していたのですが、国際的な交流が増えていくにつれ今の形になっていきました。
そんなスーツは現在、主にビジネスの場で使用されていますが、そこにはしっかりした見た目であったり貫禄であったり、ビジネスの重要な場面において、着ることで得られるメリットが実際にあります。
そこには積み上げてきた歴史も含まれていますし、「スーツとはこういうものだ」という概念も存在します。
しかし、ここからスーツを着る意味を見出せるでしょうか。
「いやでも暑いし」「堅苦しい、私服でいい」、そんな声が聞こえてきます。
有名所で例を挙げると、google本社ではほとんどが私服ですよね。
そんな中でスーツを着るのは、服装というもののなかで最も効率よくビジネスが出来るからという部分が大きいと思います。
ビジネスを行う上で、大抵は人との交流は必要です。
となると、相手に合わせた服装が必要になります。
その合わせるといったところで、最も容易なのがスーツでしょう。
私服だとバラバラで、統一感もなく、相手によっては不快感を与えてしまうことになりかねません。
ビジネスでは私服に統一します、なんていう事になれば話は別ですが。
要は、スーツでなければならないという事ではなく、スーツを着ていれば変に服装にあれこれ時間をかける事もなく簡単に相手側に合わせることができて仕事に熱中できる。
だからスーツを着るのです。
仕事ができる人というのはスーツを着ますね、それが最も効率的なのを理解しているのでしょう。
もし皆さんが、誰かにスーツを着る意味を問いかけられたらこう言ってあげて下さい。
「出来る男はスーツを着るんだ」と。
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