グレースーツの使い方
ネイビーと並び、ビジネス定番色としてあるグレー。
グレースーツは、ダークスーツと呼ばれる略礼服の代表的なものでもあり、パーティーフォーマルに最適です。
使いやすく、とても便利な色ですね。
具体的にどういった場面で使用するといいのでしょうか
ビジネスでは、例えばプレゼンや会議といった緊張する場面。
グレースーツの特徴を生かし、少しトーンを落として話せば落ち着いた雰囲気が出ます。
それに加えて、妙な説得力があるんです。
他のスーツではこうはいきません、グレースーツだからこその、特権みたいなものですね。
そして同時に、Vゾーンを気にして頂きたい。
ダークグレーであれば、少し強めのアクセントを入れてもシックで悪目立ちしません。
例えば赤系のネクタイを合わせれば、覇気を感じさせる力強い印象になり、攻めていきたいプレゼンなどの場に適します。
ネイビーのネクタイを合わせれば、高貴で真面目な印象に、誠実さを感じさせます。
緑のネクタイとも相性がいいですね、少し地味ですが何事ともなく終わらせたい日につけると良いです,安定感があります。
パーティーフォーマルでの使用ですが、無地のグレーは使いやすいです。
格式高い場面では、ブラックタイ(ドレスコードで‘ブラックタイ‘というとタキシードもしくはカクテルスーツを指す)などの指定がありますが、結婚式等になるとある程度自由になります。
ただ自由と言っても限度はありますし、そうなると迷いますよね。
そこでグレースーツの出番です。
使いやすく外しません。
生地はそうですね、少し光沢感のあるものをチョイスしたいところ、例えばロロ・ピアーナのエレガンツァだと上品な光沢もありますからパーティーシーンには事欠きません。
ピッチの太過ぎない物であれば、シャドーストライプもいいですね。
このようにグレースーツは汎用性が高く、使用し易いので昔から需要が高いです。
生地を迷ってらっしゃるお客様にはこのグレーをよくおすすめするのですが、仕上がりを見て実際に着てもらうと「思ってたより全然いいな」「これは確かに~で使えそうだな」とお言葉を頂きます。
グレースーツは使い方によって化けるんです。
是非参考に。
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