代表コラム
腕時計の話
今回は20代の人向けに。
私が20代のうちにやっておけばよかった後悔することがある。
20代のはやいうちに、「腕時計」を買うべきだった。
私は車移動で基本、店舗で業務を行うので時間を確認することに困ったことがない。
時間を確認するという、機能のみで語るなら私に腕時計は必要なかった。
度々、人に「いいスーツ着ているなら時計をつけろ」といわれても気にしなかった。
「襤褸を纏えど心は錦」という言葉もあるが、今ではそれは「錦を纏える人」が言う言葉であると思う。
男がビジネスの場でコミニケーションツールとなるのは「ゴルフ」「酒」という。
今は家庭を大事にする中堅層(40代~50代)が多く、ゴルフが今後コミニケーションツールの場としての優先度は落ちると思う。
私はお酒を飲まない。飲めないことはないが、どちらかといえば甘いジュースが好きだ。
主観だが高所得者ほど喫煙者が多いと感じる。健康面もあって賛否が分かれるが、間違いなく愛煙は人脈形成には役に立つ。(最近は愛煙家は肩身が狭い、迫害された者同士妙な連帯感を感じる。)
私の感覚値ではスーツまでに気を使っているのは2~3割ぐらいだ。(スーツ屋としては残念だが、)
「ロロピアーナ」「ゼニア」、「エドワードグリーン」を知らなくても「ロレックス」「オメガ」を知らないビジネスマンはいない。
例外なく、腕時計はどの世代にも通用する「コミニケーションツール」にもなる。
例えばアッパー層の集まる場で、あなたが「オメガ」の腕時計をしていたら、声をかけられずとも、印象には残るはずだ。
commons.wikimedia.orgより
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