ステータスシンボル~腕時計~
腕時計、ビジネスマンやそうでなくても多くの方が身に付けます。
iphoneなどの普及で若年層中心に付けない方も増えていますが、それでも腕時計の必要性は衰えません。
腕時計は用途として、第一に時間の確認の為使用しますよね?もっとも動かしやすい腕につけるのでその動作はスムーズです。
ですが腕時計は、他にも役割があります。
それが「ステータスシンボル」
今も昔も腕時計は男性のステータスシンボルです。
他にも車などが当てはまりますが、より表現しやすい腕時計はその代表格でしょう。
男性が常時身に着けることを許されたアクセサリーとして、その存在は大きく、ステータスシンボルとして確立されてきたのもうなずけます。
では、具体的に腕時計のどのようなところがステータスなのか。
ビジネスマンの多くはスーツを身にまとうので私服のようなオシャレは出来ませんが、代わりに時計がその役割を果たします。
時計なら、場合にもよりますがある程度のオシャレは可能です。
オシャレもまたステータスですから。
また、腕時計の値段や格、これが高ければ高いほど同じくステータスになります。(場合にもよりますが)
ロレックスやオメガなど、誰もが知っているようなブランドだと分かりやすいですよね?
腕時計というのは他者に対し、暗にそれを示す役割があるのです。
ただ一般に社会的高位層と呼ばれる方は、これに矛盾する場合があります。
例えばとあるA社長ですと、その地位は言うまでもなく、時間の確認も秘書がいれば問題ありません。
社会的マナーの一部として腕時計は身に付けても、よりシンプルな物になっていくことがあります。
ステータスシンボルとしての時計を意識しないのです。
その地位を周囲が認知している場合、腕時計は必要ないのかもしれません。
とはいっても普通に働いていれば腕時計は使いますよね。
私スーツを扱う者としては、腕時計にこだわるべきだと思っています。
紳士の嗜みであると同時に、袖からのぞくその姿にはやはり魅力がありますから。
ただ私自身まだまだ良い時計を身に着けるに至ってないので、お客様の腕時計を見ては羨望の眼差しを向けています。
これから先、腕時計に代わるステータスシンボルが出てくるかもしれませんが、今を生きる私たちにとって時計ははずせません。
うまく付き合っていきたいものです。
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