スーツが浮かないように
こんにちは。
随分と涼しくなってきましたね。
クールビズも終わり、ジャケットを羽織りだしている方もちらほら。
秋冬用のスーツを夏の間に仕立てている方は、これから出番です。
楽しみですね。
さて、オーダースーツ人気の現在ですが、生地に拘る方、縫製に拘る方、デザインに拘る方、人によってどこに重点を置き仕立てるかは違います。
どこに拘るにしろ、目的さえ果たしていれば満足感は高いでしょう。
そして良いスーツは自然に着こなしてこそ、出来る男だと思います。
しかし、「さあ着るぞ」という時、スーツが浮いてしまう事があるんです。
馴染んでなかったり、鞄や靴などのアイテムが汚れて経たっていたりといった理由からです。
昔から言われる「スーツをおろす前に自宅で数日着用しておく」というのはその通りですね。
アイテムに関しては、鞄だとスーツに合わせて革を変えたり、靴は一定以上の縫製のものを。
かくいう私は、アイテムにそこまでお金をかけることが出来ず、、、
なので、もう一つ大事な点、日々の手入れは欠かしません。
自分の手で納得のいくまで磨いたり、足りない部分は定期的にプロの元で仕上げてもらいます。
手入れの有無で印象はガラッと変わりますから。
我々の場合、お客様あっての商売なので、みすぼらしい格好は出来ません。
接客スタイルにもよりますが、、
イタリアのとある地方なんかでは、スーツにサンダル姿で仕立てるところも。
それがまかり通るのは、確かな良いものを提供出来、お客様がそれに満足しているからです。
逆にイギリスでは、きっちりと着こなしています。
スタッフの着こなしを見て、お客様がお店を選ぶことが多いからです。
日本はイギリス寄りですね。
Corvo代表は創業当時、サンダルでお出迎えなんてこともあったよう。
しかし近年、お陰様でお客様も増えおり、様々な立場の方がいらっしゃるので、日々しっかりと着こなしています。
私も着こなしくらいは勝りたいところですが、まだ勝てそうにありません(笑)
自然と良いスーツを着こなしている人間が身近にいるのは良いことです。
参考になりますからね。
スーツスタイルを総合して見て初めて良いスーツの着こなしが見えてきます。
折角オーダーで仕立てるなら、完璧でありたいところです。
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