パターンオーダーシャツ~縫製編~
こんにちは。
今回は縫製について。
前々回で価格、前回では生地をご紹介しました。
是非合わせてご覧ください。
縫製編に入る前にまずオーダーシャツなんですが、オーダースーツと同じように種類がありますよね。
パターンオーダー、イージーオーダー、フルオーダー。
どれを選ぶかは、価格や使用シーンなどによって選択されます。
身体にしっかりフィットしており、かつ良い生地でとなればフルオーダー。
ビジネスユースでとりあえずサイズだけは合わせたいとなればパターンオーダー、イージーオーダー。
では、具体的に違いは何なのか。
その一つが縫製です。
Corvoでは、手裁断のフルオーダーラインもご用意しておりますが、基本的にパターンオーダーラインだとCADシステムによるコンピューター裁断です。
複数の職人によって縫製されます。
綿生地は本縫いもしくは二本縫い。
綿ポリ生地はインターロック。
インターロックをご存知の方で「強度がちょっと、、」と思ってらっしゃる方も少なくないでしょう。
しかし、強度だけでは良し悪しは判断できません。
「この縫い方が良い」なんてことはないのです。
その生地に見合ったベストな縫い方というものがありますから。
本縫いは高い技術が必要なので、高価にはなりますね(笑)
その他に、例えば芯地。
完全接着芯、仮接着芯、フラシ芯の三種仕様があります。
完全接着芯は、芯地と生地を接着剤で完全にくっつけてしまう仕様。
パリッとしており、皺になりにくいです。
しかし着用感は相応のものになります、既製品に多いです。
仮接着芯は、芯地と生地を接着剤で軽くとめた仕様です。
洗濯するごとに接着が取れていくので、最終的にフラシ芯となります。
フラシ芯は、芯地と生地が縫製によりくっついているもしくは芯地が生地の間にそのまま入れられている仕様。
皺になりやすいですが、着用感に優れます。
「フラシ芯でなければ」なんて言う方もいらっしゃるくらいです。
高い技術が必要になり、フルオーダーではフラシ芯が多いですね。
Corvoでは、完全接着芯と仮接着芯をを選び頂けますよ。
よく分からないという方も、ご安心ください。
使用シーンや洗濯方法をお伺いして、ベストな仕様をお選びします。
また、ここでオプションなどもご紹介したいのですが、長くなってきたので次回にします。
是非ご覧ください。
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