代表コラム
カシミヤについて
10月になっても名古屋は最高気温が30度前後もあってコートの準備がまだという方も多いのでは?
スーツに合わせるコートといえばチェスターコートが王道だ。 コルヴォでもオーダーを受け付けている。
今月内に注文いただいたらおおよそ12月中旬には仕上がるので検討中の方はお早めに。
チェスターコート用の生地として一般に有名なのはカシミヤ、ウールだ。
珍しい物ではビキューナ、キャメル、チンチラなどがある。 今日はコートの中で最もポピュラーなカシミヤについてご紹介する。
カシミヤはカシミヤヤギからとれる原毛を使用している。 首下の原毛が希少とされる、一級品として扱われる。
また、白度と言って原毛が白ければ白いほど高価となる。
白いカシミヤはホワイトカシミヤと言って希少性が高い。
特にベビーカシミヤと言って生後6か月後のカシミヤ山羊から採取さる原毛用いたものは希少で肌触りがよく、最高級とされる。
カシミヤ混またはカシミヤ製として格安で出回っているコートのカシミヤは成体の白度の低いものだ。
やはり上質なカシミヤのオーダーコートとなれば15万はしてくる。
また今季はちょっとゆったりした、着丈の長い(膝下ぐらいまで)のものが流行だ。
私事だが、私も今季のコートのオーダーを入れていなかった。
ロロピアーナのゼニスにベビーカシミヤの白があったので今季、自分用に注文した。
私の身長170㎝に着丈115㎝(膝下半分ぐらい)にダブルでプリーツありの贅沢なデザインにした。 通常コートの場合生地は2.5mだが、このコートは3mを必要とする。
同じ仕様のコートなら、コルヴォの定価で50万する。これでもラグジュアリーブランドなら300万近くするので良心的だと思っている。(笑)
ラグジュアリー感がすごく漂うコートになると楽しみだ。(笑)
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