代表コラム
シャツにこだわる③
シャツってスーツに比べ安く、原価率が高く、あまり儲かる商品ではありません。
ジャケットを採寸するのとほとんど手間も変わらない。
だから、日本の供給側(仕立屋)はシャツを押さないのか、と一人考えています。
仕立屋でシャツを勧められたらよほど暇か、良心的な仕立屋と考えてください。(笑)
また消費者側からすれば、2~3年で使い捨てる、消耗品だととらえられていますしね。
シャツ専門の仕立屋って神戸に一軒、この間、雑誌で見た千葉に一軒しか私は知りません。
シャツに対する意識変化はこれからだと思っています。
シャツって高くても安くても、五枚を使い回した場合、寿命は2~3年です。
シャツの寿命を2年として着用日数は
365日×2年/5=146日
3年なら着用日数は
365日×3年/5=219日
仮に1万5千円のシャツならば一日当たりおおよそ70~100円です。 高いか、安いかは主観ですが、私は安いと思います。
このブログを見ているという時点でスーツに興味がおありだと思います。 スーツをより際立たせためにもシャツに投資されてみてはいかがでしょうか?
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