代表コラム
スーパー200のスーツが完成いたいました。
実は一カ月ほど前に完成していました。
サイズ感は仮縫い時に指示した通りピッタリです。
スーパー200の生地ということで光沢、滑らかさが段違いです。
ハンドメイドですのでマシーンメイドとはちがい職人の手仕事を感じさせられる仕様です。
縫い目に一針一針、職人の手仕事を感じさせられます。
ミシンで均一な縫い目と違い適度にゆとりを持った縫い目は芯地と生地、体に美しくフィットします。
立体感、特にパンツの脚にまとわりつく感じがフルハンメイド感を感じさせます。
「格子柄じゃなければもっとイセ込める。」 と職人さん。
格子柄は柄合わせを考慮してイセ量を制限されてしまいます。
次回は無地で仕立てようかなと思いつつ、店に持ち帰り、見ているといろいろ、違いを発見しました。
背側の首元に芯を入れ月皺がでないようにする手法は初めて見ました。
ちなみに月皺の原因は首が短い、首が後ろに沿っているなどです。
私の首を見て事前に対策をしてくれたのかな。(苦笑)
触った感じ襟芯の麻芯のような気がします。
今度職人さんに聞いてみようと思います。
ベストのラペルにも芯地をハ刺しで、張り込み、大きな襟を成型しています。
袖釦が重ねになったのは職人さんの御愛嬌。(笑)
さすがに、サスペンダーのクリップで生地を挟むの気が引けるとサスペンダー釦で吊り込むようにしました。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.sartoriacorvo.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/787