代表コラム
グレーンチェック
ここ最近の英国調の流れで良く目にするグレーンチェック。
この間、書店にてグレーンチェックに黄色のオーバーペンのフランネル生地のスーツに 、薄い水色のシャツ、茶のペイズリーのタイをした方をお見掛けしました。
年配の方で70代、80代の方でしたが非常に色合わせがうまくカッコイイなって見とれてしまいました。
ちなみにグレーンチェックにブルーのウィンドーペンを重ねたものを「プリンスオブウェルズ」と呼びます。
エドワード8世ことウィンザー公が「プリンスオブウェルズ」の地位にあった際、好んで着ていたからといわれています。
今ではグレーンチェック、赤、黄色などのオーバーペンのものも合わせて「プリンスオブウェルズ」と総称します。
主張がある生地なのでお堅い職種の方、ビジネス用途には使いにくい面もありますが、洒落感があって英国調を表現しやすい生地です。
今では一般的になっている、当時女性ものの靴とみなされていたスエードの靴をスーツに合わせたのもウィンザー公といわれています。
柄シャツをスーツに合わせる、スーツを2ピースで着る、ダブルモンクの考案者として知られています。
私はウィンザー公にあやかりグレーンチェックのスーツを着る際はスエードか、ダブルモンクと決めています。
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