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2020年2月

新バンチ入荷しました-3-

新作ご紹介、ラストはバルベラ社の生地です。

バルベラ社の生地は、日本のビジネスシーンに合わせやすい柄と生地感なのですが

色糸をいれて遊び心あるデザインが多いのも特徴です。

 

他ブランドでは見られない柄使いで仕立てたスーツは

こなれた雰囲気を感じさせ、近寄りやすい印象にしてくれます。

 

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遊び感のある生地は全身では着づらい・・・という方には

ジャケット&パンツのコーディネイトもおすすめです。

 

前回ご紹介したMarling&Evansのツイード生地は

綿パンと合わせてカジュアルな雰囲気がぴったりですが

バルベラ社の生地だともう少しドレッシーなコーディネイトに仕上がります。

 

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シャークスキンや無地などと合わせると馴染みやすいですね。

 

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Corvoではジャケット、パンツ単体のお仕立ても承っております。

クールビズスタイルにいかがでしょうか?

 

ちなみにジャケット単体の場合は、着丈を少し短めにするのがおすすめです。

スタイルのご要望など、ご相談くださいね。

新バンチ入荷しました -2-

暖かくなるのはまだ先といえど

今年も一足先に春の訪れを感じさせてくれるものがやってまいりました。

そう、花粉です。

 

大阪店は室内のはずですが、早速くしゃみの回数が増えてきました。

近畿地方は去年と比べてかなり少ない予想のようですが

どうあれ花粉症持ちには辛いものです。

ひどいと熱が出てしまうこともありますから

すでに病院へ行って対策された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

さて、嫌な気分を吹き飛ばしてくれる新作ですが

春らしくジャケパンに合いそうな

Marling&Evansというブランドのコレクションをご紹介します。

イギリスの会社で、自国産の羊毛と古典柄を使った

季節を感じさせる生地が特徴です。

 

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ウール100%で平織りの生地。

軽さとシャリ感がありとても涼しげです。

茶系のバリエーションが豊富ですね。

 

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麻やシルクを加えたツイード生地です。

さらりとして肌触りもよく、上品な光沢があります。

小物でも遊べそうで、コーディネートの妄想がはかどりますね。

新バンチ入荷しました -1-

まだまだ冬真っただ中ではありますが

2020年春夏の新作バンチが入荷しましたのでご紹介します。

 

Ermenegildo Zegna

・トラベラー

ビジネスシーン向けとして一番おすすめがこちら。

柄も光沢も華美になりすぎず、シワにも強いシリーズです。

一年通して着られる生地感なので、仕事用ワードローブの

アップデートにいかがでしょうか。

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今年はラメ入りやライトブラウンが加わり

パーティー、カジュアル向けにも作れそうですね。

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人気の柄はすぐ在庫がなくなってしまうので、新年度に向けてお早めにどうぞ。

 

・トロフェオ

トラベラーよりワンランク上のシリーズで、柄はシンプルながら

上質で重厚感のあるツヤが加わっています。

大人の男性の色気を充分に発揮できる一着が仕上がりそうです。

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・15milmil15

Zegnaのなかでも最上級のシリーズ。

今季はダーク系の色が多いのですが

オルタネートストライプの折り柄の細かさに感嘆しました。

静かなたたずまいからこそ漂うエグゼクティブな魅力を纏わせてくれるでしょう。

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TALLIA DI DELFINO

・DOLCE VITA

ロロピアーナ、ゼニアと並んで世界三大ミルとされているデルフィノ。

このシリーズは鮮やかな発色と、存在感のある光沢が特徴で

大きなパーティーなどでも活躍してくれます。

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次回はジャケパンスタイルにもぴったりな新作生地たちを紹介いたします。

タックとクラシックスタイル

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数年前、細身のモードなスーツが流行したとき

それにあわせてノータック、つまりタックのないパンツデザインが取り入れられました。

タックとはパンツの前身頃にある生地を折りたたんだプリーツ部分のことで、モードデザインが流行るさらに前の

裾まで広めのゆったりとしたデザインのスーツを強くイメージしてしまい、最近でもノータックを選ぶ方も多いでしょう。

(体に合ったオーバーサイズであれば、着る人を大きくストロングに見せてくれるので私は好きなのですが。)

現在は細身なスタイルも落ち着き、クラシックなスーツスタイルでかつスタイルよく見せてくれる良いとこ取りが好まれています。

となると、タックはあったほうが良いのか?と疑問に思われることが増えてまいりましたので、今回はこのタックについてお話ししたいと思います。

 

まずノータックは、下半身をすっきり見せてくれるのが最大の魅力。

股上が浅いタイプが合うため足も長く見えます。

カジュアルで軽快な印象をとなり、別のジャケットと組み合わせることができたり、カジュアルなシャツが似合います。

ストレートな体型の方や、ジャケパンスタイル、クールビズスタイルでもおしゃれに決めるたい方におすすめです。

ただ、ゆとりが少ない分動きづらかったり生地に負担がかかりやすい、お尻などの肉感が出やすく

体型から変わってしまうと、着用できなかったり下品な感じが出てしまう可能性があります。

 

タックありのパンツは、シルエットは細身のままで腰回りだけにゆとりを持たせることができ

動きやすさと上品さを加えることができます。

ノータックパンツで動きにくさを感じている方やアスリートタイプでメリハリがある、または

メリハリを持たせたいなど体型にお悩みの方におすすめです。

 

フルオーダーラインではタックのつまむ幅を変えることができるため、小さくとってデザインとしてもつけられます。

タックのあるパンツは股上深めが合うため、ベルトなしのタイプやサスペンダータイプに挑戦して

クラシックスタイルを追求してみてもいいのではないでしょうか。

ジョン・クーパー

今季、初めて入荷した「ジョン・クーパー」。

いつもは生地紹介は外のサイトであふれているのでうちではと思うのですが、 この生地は紹介せずにはいられません。

生地好きでもご存知のない方が多いのでは。

「ドブクロス」のザ・英国生地です。

イタリア系の生地のような柔らかい生地が人気の中、英国生地もだんだんとイタリア生地に似てきて違いがなくなってきた今、ジョン・クーパーは大変に珍しい存在です。

「ドブクロス」は昔ながらの「ドブクロスルーム」という名の低速織機で織られた生地です。

一台の織機で一日40m程度、現在は世界でも14台しかないそうです。

マニアの間では「ドブクロ」とも呼ばれ空気を含んだようなその独特の風合い、希少性から人気があります。

ハリがって、英国の曇り空のようなスモーキーな色味、この武骨さはクラシカルなスーツスタイルには最適です。

イタリア生地のような自己主張ではなく奥ゆかしい感じも、レディーファーストの国、英国らしさです。

10年後、これらの生地が手に入るかどうかの希少なものになります。

単に古いものをヴィンテージ生地というのではなく、本来はこうした生地を後世に伝える価値のある本当のヴィンテージ生地だと思います。

合わせるなら黒いストレートチップに白いシャツに、白リネンのチーフとイメージが湧きます。

着分のご用意でツーパンツ、ものによってはスリーピースでの対応は不可となっておりますが、通常よりかなりお値打ちでご購入いただけます。(詳しくは店頭で)

※名古屋店のみでの取り扱いになります。


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