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代表コラム

クールビズに向けて

コロナで 世の中が暗い雰囲気です、皆さま健康をお祈り申し上げます。

コロナが落ち着いたら皆様のご来店お待ちしております。

5月からクールビズ開始の企業が多いのではないでしょうか。

クラシックなスーツスタイルの愛好家の中ではいまだ、クールビズに根強い反発があります。

昨今の猛暑に鑑みクールビズをさらに強化したスーパークールビズというジーンズ、サンダルまでを許容するスタイルも出てきているそうです。

僕個人はクールビズも仕方ないのではと。

今の日本の暑さでは通常のスーツではとてもじゃありませんが凌ぎきれませんもんね。

暑さを凌ぐ、素材、生地について紹介しようと思います。 夏用素材というと麻、コットンが一般的です。

コットンは綿のことで、シャツ、下着、チノパン、タオルなど馴染みの深いものです。

コットンは吸湿性に優れ、家庭用の洗濯機でも洗濯しやすいということで、普及したもので正直、涼しい素材かといえばそうではありません。

この洗濯できるというのは汗をかく夏場に重要ですよね。

実はウール素材はコットンより素材その性質的は涼しいのですが、夏といえばコットンというのはそうした理由になります。

素材自体の涼しさ以外に、織り方が重要です。

特に僕がシャツ生地で一押しなのが、からみ織り。

メッシュ状で通気性が良く、強く撚っているので汗をかいても肌に張り付きにくくお勧めです。

リネンは自然な光沢があり、丈夫で、コットンの四倍、吸湿性、撥水性があるとされます。

目の甘い織り方で通気性に富んだ生地が多く、夏用の生地として認識されています。

リネンはシワになりやすく、カジュアル感が出ますが、冷房が発達していない時代は夏の紳士スーツにも使われていた伝統的素材です。

吸湿性のせいで汗を吸いやすくジャケットなどはすぐに臭くなります。

リネンは家庭用の洗濯機でも洗えるので、じゃぶじゃぶと洗ってしまいましょう。

アイロンで皺の伸びも良いのでアイロンがけも割と簡単です。 リネンの難点は色落ちしやすいことです。 白、ベージュ、茶など薄い色味のものが多いのは、この特性が理由です。

シワが気になる方はウールなど混毛の物をお勧めいたします。

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