コラム
夏のドレスシャツの選び方
こんにちは!
コルヴォの長坂です。
今回は夏のドレスシャツの選び方についての記事です。
令和2年に廃止されたクールビズですが、すでにクールビズが定着し、持っているシャツが増えた方もいるのではないでしょうか?
これからの暑い夏時期には、シャツが主役となり、相手に与える印象の大半を占めるアイテムにもなってきます。
なので、今回はこれからの夏のドレスシャツの選び方についてご紹介していこうと思います!
フルオーダーでドレスシャツを作られる際は、
- 採寸
- 衿
- カフス
- カフスボタンタイプ
- 芯地
- フロントデザイン
- ポケット
- バックスタイル
などを決めていきます。
●襟の形
夏の暑い時期になるとシャツはメインのアイテムになります。
着こなしはノーネクタイの方も多いのではないでしょうか?
その為、ネクタイを外してもカッコよく見える襟型を選びたいですね。
おすすめは、①ボタンダウン・②Tワイド・③Gワイドです。
①ボタンダウン
ボタンダウンは襟の先端をボタンで固定したシャツです。
ネクタイを外した時に起こりやすい襟の崩れをなくして、襟元の印象を綺麗に整えてくれます。
②Tワイド
襟開きが広いTワイドはビジネスシーンやカジュアルなシーンでもおすすめです。
いろんな場面で着られる、汎用性の高いシャツとなります。
フルオーダーになると襟開きが広いものでもさまざまな種類がございますので、仕事環境や使用するシーンでお選びいただけたらと思います。
③Gワイド
Gワイドは完全にネクタイをつけることを考えていない方におすすめです。
●半袖or長袖
夏の暑い時期に悩むのが、袖の長さを長袖にするのか半袖にするのか..ですよね。
着用シーンや仕事内容によって使い分けた方がいいです。
まず、ビジネスマナーが必要な商談時やスーツジャケットを合わせるときには長袖を選びたいですね。
夏に着るジャケットの多くは、薄手のものも多く、シャツが半袖だと透けてしまうこともあり印象が悪くなってしまいます。
また暑い時期はもちろん汗をかきます。
長袖は暑いですが、脇などの汗対策として着用感が悪くなるのも防いでくれます。
なので、シャツを選ぶ際は長袖を選ぶのが無難です。
企業によって服装に規定がある場合があるのでチェックしておくと、いいですね!
●色や柄
夏のシーズンであれば涼しい感じをイメージしたいですね。
一般的に多くよく着られているのが、白シャツ。夏用のシャツに選ぶ方が多いのが清涼感のある青系。
青色でもさまざまな青色があるのでできるだけ爽やかに見える色味を選びたいですね。
私のおすすめの青色のシャツをいくつかご紹介させていただきたいと思います。
いかがでしょうか、とっても綺麗な青色でおしゃれですよね!
この生地は無地ですが、ジャケットやネクタイをしない場合、地味な印象になりがちです。
柄物のシャツを取り入れて程よく楽しめるデザインを選ぶのがおすすめです。
ストライプとかだとビジネスシーンでも取り入れやすいかと思います。
カジュアルな雰囲気が良い方はチェック柄を取り入れてみても良いかもしれません。
夏に服を着ていて不快だと思うことで多いのが、「汗のベタつき」「通気性」が挙げられます。
襟型や色、柄でも涼しげな印象を与えることができますが、素材を変えることで、「通気性」
「吸湿性」に特化したもので着心地を一気に変えることができます。
シャツの定番素材には、綿・麻・ポリエステルなどがあります。
一般的な天然繊維の綿には吸湿性、保温性に優れサラッとした着心地となります。
麻は強度に優れていて通気性があり、水分の吸収や発散が高い為、夏向けの素材として人気があります。
麻はシワになりやすいので、ビジネスシーンでは避けた方が無難かもしれません。
他にも速乾性、抗菌作用を持ち合わせた、リネンの生地もおすすめです。
夏になると、寝具やパジャマなどにも夏向きの素材が多くなってくるので、そのアイテムに触れてみるとイメージが湧きやすいかもしれません。
●オーダーシャツがおすすめな理由
オーダーシャツは既製品と違って、細かく採寸して作っていきます。
なので、首への締め付けもなく、快適で立体的な襟元を実現することができます。
また、体型に合わせて、腕周り、ウエスト周り、アームホールのフィット感なども自由に帰られるので、スマートなシルエット、自分好みのシルエットで心地よい着心地のものを作れます。
襟の形、カフスのデザインも選ぶことができます。また色や柄なども生地・素材からもこだわることができます。
世界に一つだけの自分のお気に入りのシャツを作ることができます。
お気に入りのドレスシャツになること間違いありません。
★今回の健康情報「ランニングをダイエットにつなげるためには?」
この記事に目を通しているということは、ダイエットしなきゃ〜とか、ダイエットしてるけど、全然体重減らないなとか思っている方が大半を占めるのではないでしょうか??
大まかに「痩せる」というのは、体重を落とすことです。
体重を落とすためには、「水分が減る」「筋肉が落ちる」「脂肪が減る」の3要素があります。
水分が減るというのは、人体の7割は水分です。運動において汗をかくことで体温調節機能が働き水分が外に放出されて体重が落ちます。
脱水症状の危険もあるので水分を減らすというのは適切なダイエット方法ではありません。
実は、私もランニングを行なっているのですが、フルマラソン走った直後だと、私の場合2.5kg近く体重が落ちています。(水分が抜けてです。(笑))
次に筋肉が落ちるというのは、筋肉が使われなくなると落ちていきます。
筋肉量を落とすことで基礎代謝も一緒に落ちるので健康的な身体にはなれません。
運動で筋肉量が落ちてしまう場合は、過度な練習や食事と練習のバランスが合っていない時に起こります。
バランスの良い食事を心がけていきましょう!!
最後は、ほとんどの人が期待する、痩せるというのはこの脂肪が落ちることです。
脂肪は燃えると落ちていきます。
会話ができる程度の有酸素運動を行うと特に脂肪が燃えやすいです。
有酸素運動の効果を出すためには、ノーストップで20分以上の運動を行う必要があります。
最初の20分で炭水化物がエネルギー源として消費され、さらに20分過ぎから脂肪をエネルギーとします。
また20分以上の運動によって、血液のエネルギーも使用することになり、より多くの血液が必要になってきます。
そのため、血管を膨らませてより多くの血液が送れるようになるので、血管の収縮が多くなり脂肪燃焼を助けます。
このような理由で、20分以下の運動ではダイエットの効果は薄くなってしまいます。
20分以上の有酸素運動を取り入れることで痩せやすい身体に近づいていきます。
もちろんランニングでダイエットをする際には、注意点もあるので、次回のブログで注意点をお伝えしたいと思います!
ストリングスホテル名古屋のランチへ行ってきました♪
こんにちは!長坂です。
本日は、ストリングスホテル名古屋のシェフズライブキッチンへランチに行ってきました!
コロナ禍になり3年目で、久しぶりにこんな立派なところでお食事をしました。
外観からとても綺麗で内装もとってもおしゃれでした!
来ている方も皆さんおしゃれをして雰囲気がとても素敵な空間でした!
さて、今回なぜ、ストリングスホテル名古屋のシェフズライブキッチンへ行ってきたのかというと、なんと今回コルヴォにて8万円以上ご購入の方先着100名限定でシェフズライブキッチンのペアランチお食事券をプレゼントすることに決定いたしました!!
期間は8月31日までとなります。
実際に、シェフズライブキッチンへお食事をしたところ、ビュッフェですが、どのお料理も出来立てを食べることができ、お料理している風景もリアルタイムで見ることができます!!
写真撮るのが下手ですが、どのお料理もとっても美味しかったです!
特に私はお茶漬けが美味しくておかわりしてしまいました(笑)
ホテルでお茶漬け!?と大半の方が思うかもしれませんが、一度食べてみてほしいです!
私のイチオシです。
谷口さんは、ローストポークが美味しかったみたいです!目の前で切ってくれるのでとってもいいですよ〜〜
ぜひこの機会におしゃれな空間で、スーツを着ておしゃれをして皆さんに行っていただきたいと思い今回プレゼントさせて頂くことに決定しました!!
中庭には結婚式場もあって風景も楽しみながらお食事できますよ〜〜
記念日やご家族のお食事など幅広いシーンでご利用いただけます!
購入時に「ブログ見たよ!」と一言いただけると適用しますので、ぜひご来店の際は声がけください!
夏のジャケット生地や仕様について
こんにちは!
コルヴォスタッフの長坂です。
本日は夏のジャケット生地や仕様についてです。
夏場の服装として定着しつつあるクールビズですが、普段毎日スーツを着ているビジネスマンにとってはいかにスーツを涼しく快適に過ごせるかというのはとても重要ではないでしょうか。
まず、クールビズとは??
→環境省が提唱する環境対策で生まれた言葉。
温室効果のガス削減のために冷房時の室温を28℃で快適に過ごせる軽装や取り組みを促すライフスタイル。
簡単にまとめると、夏の軽装によって、冷房の使用を節約しようとする取り組みのことで、
個々の事情に応じて柔軟な服装を選択し、一人ひとりが働きやすい服装で働ける、さらに柔軟な働き方をサポートする省エネ、省Co2を図る取り組みのことです。
しかし、このクールビズですが令和2年度で廃止されたことはご存じでしょうか。
令和2年以降は、各自が気温に適した服装をするようにと呼びかけられているのです。
ですが、今後も夏場はクールビズのような格好になることが考えられるため、スーツのカジュアル化も進み、ジャケットを脱いだ装いも整えていくことが大切です。
ジャケットを選ぶ際のおすすめをご紹介したいと思います。
●前釦
スーツの前ボタンは2×1が一般的です。個人的には、ジャケットは3×1の段返りがおすすめです。
2つと3つの違いは3つの方がボタン分が膨れ上がって胸が立体的に見えます。
他にも、段返りがナポリ系に多く、リラックススタイルなのでおすすめです。
●衿型
衿はノッチがおすすめです。リラックスした感じでカジュアルに見えるのでジャケットにはおすすめのスタイルです。
ジャケットの際は芯なしにされると着心地が柔らかくてとても涼しく着ることができます。
●裏仕様
裏仕様は、シワになりにくく汗もしみにくいスーツが長持ちしやすい「総裏」、暑い時にぴったりな「背抜き」、段返りや芯なしと合い贅沢な感じに見える「アンコン」があります。
背中にシワがなりにくい「総裏」がおすすめですが、夏場でとても暑いのでジャケットの場合は段返りと合うアンコンが良いと思います。ナポリ系になるので3×1の前ボタンや、ノッチの衿と相性が抜群です!
このようにジャケットに合う組み合わせもあるので夏に暑いかなと思っている方も沢山いるかと思いますが安心ください!私も夏用でしかもジャケットに合う組み合わせがあるのを勉強して初めて知りました(汗)
夏用のジャケットはスーツよりもなめらかで通気性に優れている生地やサラッとした手触りの生地が多いです。
主には、綿やリネン(麻)、ウール等で生地が作られています。
リネン(麻)素材は、シャツやTシャツにも使用されていて身近な素材です。
リネンは高級素材として古くから扱われていて、肌着としても使用されていたみたいです。
麻の機能性としては、硬くしっかりとした手触りと、手ばたちの少なさからくる光沢、そして肌触りの良さがあります。
リネンのシワのなりやすさを心配される方も多いのではないでしょうか。
確かに、スーツなので使用されているウール100%の生地に比べるとシワはできやすいです。
ですが、リネンのシワは細かく、綺麗で、よりカジュアルさを演出してくれます。
綿は普段の衣服でも多く使用されているので身近に感じる方も多いかと思います。
綿には高い吸湿性があります。
コットンは吸水性も高く肌触りが良いので、ジメジメとした日本の夏に適している素材です。
染色性にも優れているので、ファッション性の高い色合いを表現できるのもコットンの特徴です。
このウール、シルク、リネンの3つの素材が夏ならではの素材を混ぜた生地は夏のビジネスシーン、カジュアルシーンで重要な高い快適性を生んでくれます。
もちろん、それぞれ良いところ悪いところがあるのでそこを補いながら良いところを出していきます。
ウールの放湿性・除菌性などの機能、シルクによる高級感あふれる光沢、リネンならではの風合いを出し、それぞれの良いところを引き立てています。
さらにウールの暖かさは、リネンやシルクが入ることで夏向きな感じで涼しい感じが出て、シワになりやすいリネンも他の素材が助けてくれます。
シルクは繊細ですが、耐久性もウールやリネンが入ることで補えます。
季節ごとに変わる素材の違いも楽しめます。
夏用のジャケットは、スーツよりもかなりリラックスして見えますがリラックスしすぎている感もない絶妙なラインを狙うのがおすすめです。
夏用ジャケットの良い点は、
・スーツよりも堅苦しく見えないがキマって見える
・おしゃれに見える
・生地が柔らかく薄いので過ごしやすい
などなど良い点が沢山あります。
カチッとしながらもカジュアルな雰囲気がとってもいいですね!
そこで今回私の好きなジャケットの生地をご紹介したいと思います。
1つ目はJERSEY(ジャージー)の生地です。
JERSEY(ジャージー)はとても柔らかくて、体の動きに合わせてフィットするストレッチの効いた生地です。
実際に私が触ってみても名前の通り、ジャージのようなかなりストレッチが効いていてとても着やすそうです。
ジャケットの生地にこんなストレッチがあるものを初めて触りました。本当に驚きました。
この生地はバリエーションが4色あります。
全部私の好きな感じの色ですが、特におすすめの色はこの緑色の生地です!
淡い緑でおしゃれに見えますし春夏にぴったりの涼しそうで軽く見えます。
この生地はウール100%ですが触ってみると薄くて、肌に当ててみてもサラッとしていてきやすそうな感じがして、肌着のような感覚です。
2つ目の生地はGIACCHE(ジャッカ)の生地です。
GIACCHE(ジャッカ)の生地はチェック柄の多いジャケット生地です。
ABITI(アビティ)は、ウール、シルク、リネンで作られている生地ですが、GIACCHE(ジャッカ)の生地は、ABITI(アビティ)の生地よりも織りが甘いです。
GIACCHE(ジャッカ)の生地をみてみると、チェック柄って服屋さん行っても結構似たようなものが多いのですがこの生地はあまりみたことのないようなチェックが本当に多いです!
私はチェックが好きで持っている服でも多いのですが、みたことのない様々なチェックがあるのでみていて本当に楽しいです!
是非皆さんにもみていただきたいと思いました!
遅くなりましたが、GIACCHE(ジャッカ)の生地の中でもおすすめの生地はこちらです。
この生地はバリエーションが3色あります。
この中で好きな色は青色の生地です。派手な青色ではなく上品の感じの青色です。
触ってみると少し硬いですが、肌に当てると嫌な感じが本当にしないです。この生地は触って涼しそうというのがわかります。
青色がメインの色ですが、茶色や白、少し濃い青など様々な色で織ってあるので、とても深みが出ています。
柄物は合わせにくいとよく耳にしますが、シンプルのパンツとだと基本的に合わせることができます。
上着が柄物ってだけでおしゃれに見えるので1つクローゼットにあっても困らないです。
様々なチェックがあるので、この夏いつもと違う柄物を選んでみてはいかがでしょうか。
別件ですが、私の自己紹介を少ししたいと思います。
私は以前、パーソナルトレーナとして働いていました。得意分野はダイエット/シェイプアップです!
●174cm/85kgのお客様
5ヶ月間厳しい食事制限等せず週一回のトレーニングとご自宅のトレーニングで−7.3kg、ウエスト−7cmに成功!
●167cm/62kgのお客様
2ヶ月半で食事制限せず、週一回のトレーニングのみで−3kg、ウエスト−2.4cmに成功!
などの実績があります。
今までの経験などを活かして、スーツに似合う体型になるためのコラム等も発信できたらと思っているのでよろしければ是非ご覧ください!
ロロ・ピアーナの各コレクションのご紹介
こんにちは
コルヴォの長坂です。
4月入社の新人です。
今回はコルヴォが取り扱うLoro Piana(ロロ・ピアーナ)のご紹介をいたします。
Loro Piana(ロロ・ピアーナ)は1936年にイタリアのクアローナで創業された最高級カシミヤと最高級ウールと既製服を取り扱う生地メーカー兼プレタブランドです。
Loro Piana(ロロ・ピアーナ)の高品質な生地は、キートンやブリオーニといった、世界各国の最高級スーツブランドにも使用されています。
また、カシミアやウールといった高級素材を取り扱う服地メーカーとして、世界トップシェアを誇り、原料の調達から生地まで徹底的に高い質を追求しているのが特徴です。
毎年オーストラリアで取れる羊毛の中でもS U P E R100’s以上のトップレンジ原毛の30〜40%を買い付けるといわれている生地は、キートンやブリオーニ、ベルベスト、イザイアなど世界でも人気の高い高級ブランドにも供給され続けています。
Loro Piana(ロロ・ピアーナ)の生地はイタリアらしく艶やかで発色の良いものが多く、柔らかな手触りと着心地の良さが特徴的な生地が数多く揃っています。
価格も比較的リーズナブルなエントリーモデルから、Loro Piana(ロロ・ピアーナ)お得意のスーパーファインメリのウールを使用した上級者向けのハイクオリティなものまでバラエティーに富んでおり、洋服好きを飽きさせない品揃えとなっています。
●Tasmanian(タスマニアン)
Loro Piana(ロロ・ピアーナ)のコレクションの中で最も代表的で、名前を世界に知らしめるきっかけとなり、世界中のアパレルで大絶賛されブレイクしたコレクションが、Tasmanian(タスマニアン)です。
柔らかな手触りと、高級感漂う光沢に優れ、耐久性と防シワ性が高く、世界中のビジネスマンに愛用される、Loro Piana(ロロ・ピアーナ)の代表的コレクションです。
その名のとおり、タスマニア島で生産された原毛のみをしようしています。オーストラリアの西方に位置するタスマニア島はメリノ羊にとって理想的な生息環境のためフリースの繊維は非常に細かく、それを最先端の紡績技術で紡ぐと、生地に蒸発性、断熱性、耐久性、軽さ、快適さなどの特徴が生まれます。1メートル当たり250gの軽い生地で、季節を問わず通年着ることができます。
生地を触ってみても、とても肌なじみが良く柔らかいので長時間でも気持ちよく着られると思います。
Tassmanian(タスマニアン)の生地な中でも私が好きな生地を紹介したいと思います。
このブルーグレーのチェックの生地です。
青とグレーの中間色でとても使いやすいチェック生地と思います。
重くない色ですし、1m四方当たり250g/mなので、オールシーズン使用できる生地なので長い期間使えるのも良いです!
Tasmanian(タスマニアン)は濃紺もあります。濃紺でスーツを作ると、ビジネススーツでももちろん使えますし、ネクタイをシルバーに変えたら「結婚式」、黒に変えたら「喪服」など1着持っておくだけで、オールマイティに使うことができるので1着持っておくことをオススメします!!
私はLoro Piana(ロロ・ピアーナ)の生地で一番初めに触ったのが、Tasmanian(タスマニアン)です。
生地を触ってみて、「柔らかっ!」と言うのが率直の感想です(笑)
普通の生地だと手を横に擦っていると少し痛い感じがありますが、Tasmanian(タスマニアン)の生地を擦って触っていても全く痛くないです、ずっと触ってられるくらい気持ちがいいです。
●Summer Tasmanian(サマータスマニアン)
Tasmanian(タスマニアン)にシルクをブレンドし、夏仕様に仕上げたものが、「Summer Tasmanian(サマータスマニアン)」です。
ウール素材にシルクをブランドすることによって夏でも光沢のある素材が着たい方におすすめに生地になります。
かなり細い糸で仕上げられており綾織の生地の中では最軽量です。
●Winter Tasmanian(ウィンタータスマニアン)
タスマニアンの1m四方当り250g/mでウィンタータスマニアンが340g/mです。
340と聞くと少し重く感じますが、触った感じですとそこまで重量感は良い意味で感じません。
ですが、Super150ウールを340g/mとたっぷり使った光沢、艶、しなやかさを備えた高級品です。
肌触りもパジャマにしたいくらいとても柔らかいです。(笑)
●Super200
繊維の細さが、13.5マイミクロンというとんでもなく極細の糸で最高のクオリティ素材でとても希少な生地です。
私は、Tassmanian(タスマニアン)の後にSuper200を触りました。
この生地も「えっ!さっきの生地もめちゃくちゃ柔らかかったのに、もっと柔らかくて気持ちいい!(お値段も聞いてさらにびっくり!)」が一番初めに思ったことです。
柔らかいが率直な意見で…すみません。。
Tassmanian(タスマニアン)も十分ってくらいとても柔らかいですが、Tassmanian(タスマニアン)の触った生地が、1m四方当たり250g/mです。
今回Super200でまず触った生地が、1m四方当たり260g/mでした。
この二つはそこまで差はなく10gですが、Super200の方が圧倒的に柔らかくて薄く感じました。
薄いと言う感想だと「??」となりますが、私の中では良い意味です(汗)
繊維が細かいからこそ、柔らかいしなやかな感じなんだなとずっと触っているとどんどん感じてきます。
●JERSEY(ジャージー)
JERSEY(ジャージー)はとても柔らかくて、体の動きに合わせてフィットするストレッチの効いた生地です。
JERSEY(ジャージー)はすごいストレッチが効いているので、スーツを着たままゴルフなどにもいくことができたり、リラックスして着ることができます。
ジャケット生地だけではなく、スーツ生地もあるのでパンツも一緒に作ることが可能です。
触ってみると肌触りの良い高級ジャージのような感じです。
手で軽く引っ張ってみるとスーツとは思えないくらい伸びてストレッチが効いています!これは着ていてストレスなく動けそうという印象です。
ここで、JERSEY(ジャージー)のいいなと思った生地のデザインを紹介したいと思います!
この生地は4色のカラーバリエーションがあります。この中でもグリーンが私はいいなと思いました。春
夏に涼しく着れそうな落ち着いているグリーンで着やすそうと思いました。
この生地にボタンを蝶貝にするとさらに涼しい感じでお洒落になりそう!と思いました。
パンツは白でもグレーでも比較的何にでも合わせやすいと思います!
●ABITI(アビティ) Spring&Summer
ウール、シルク、リネンで作られている生地です。ウールとシルクでランダムに織られた糸が交互に交差しているので、近くで見ると細かい小さなチェック柄に見えるものが多いです。
ABITI(アビティ)はスーツ生地ですが、ジャケットにも使えそうです。生地を見ているとチェック柄が豊富なので自分の好きなチェック柄を見つけられそうで、見ていてとても楽しい生地です!
目立ちそうなチェック柄もありますが、細かく丁寧に織られていてとてもLoro Piana(ロロ・ピアーナ)っぽく高級感があり、上品な感じに仕上がりそうです。
JERSEY(ジャージー)の生地を触った後だったので少し硬く感じますが、肌に当ててみるととても涼しく着られそうな生地です。
個人的にチェック柄がとても好きなので、こんな豊富なチェック柄があるとついつい見入ってしまいます。
本当にたくさんのチェック柄があるのでオンオフ、リラックスしたカジュアルにスーツを使いたい方にぴったりの生地が見当たると思います!
●GIACCHE(ジャッカ)
ABITI(アビティ)の生地に続いて、チェック柄の多いジャケット生地です。
この生地はABITI(アビティ)よりも織りが甘いです。
この生地も様々なチェックがあるのでたくさんの種類の中から自分好みのものを見つけられるかと思いますが、中にはパジャマに見えてしまう生地もあるのでその点だけ注意して選ばないとというのが率直な意見です。
チェック柄が好きな私でもあまり見たことのないような色使いや、柄のものがいくつかあるのでこのカジュアルな感じで1着持っていてもいいかもしれません!
触ってみても繊細な感じがわかります。色合いの異なる様々な色の糸でおってあるのでとても深みが出ています。一つの色でも始めてみる感じの色がちらほらとあって斬新だなと感じました。
ジャケット生地なのでパンツは作ることができませんがジャケットとしての甘い織の風合いが楽しめるコレクションになります。
ゼニアフェアについて紹介②
ゼニアフェアブログ第二弾
今回は生地紹介です。
特に人気だった三つに絞ってご紹介します。
ネイビーの無地、ビジネスにおいては定番ですね。
色味がすごくきれいです。主張しすぎない光沢が絶妙で、シーン問わず使用できます。
ネイビーのグレンチェック。
英国調でクラシック回帰と言われるここ数年よく出る柄です。
落ち着きのあるゼニアらしい生地ですね。
グレーのストライプ。
ピッチが広く、少し強めの印象になりがちですが素朴な色味なのでいやらしさがありません。
使いやすいスーツになりそうです。
どれも個人的にすごくゼニアっぽいなと思う生地ばかりでした。
他にもまだまだご紹介したい生地はありますが、店舗で直接ご覧いただければと思います。
名古屋店はオフィスビルの一室でプライベート空間のような、そんな場所です。
リラックスしてご自身のペースでご覧いただけますので、お気軽にお越しください。
一緒にコーヒーを飲みながら最高の一着を作りましょう。
ゼニアフェアについて紹介①
corvo では現在ゼニアフェアを開催中です。
5/1~5/31の一か月間ですが、約半月経った現在まで、名古屋店でも大変好評頂いております。
フェア中はやはりゼニア好きなお客様が多く、色んなお話をさせて頂く中で私としても改めてゼニアの魅力を感じることが出来ます。
ありがとうございます。
さて、フェアも残り半月ということで、今一度内容をお伝えしておきます。
フェア内容は、HPと大阪店ブログでも記載しておりますがゼニアの「トラベラー」を対象生地としたもの。
「トラベラー」はビジネスマンに向けて作られた生地であり、糸を強く撚っているためシワになりにくく、扱いやすいです。
価格は、
2P;フルオーダーラインで¥112.000
2P;パーソナルオーダーラインで¥98.000
となっております。
フェア目的でご来店頂いた方のほとんどがフルオーダーラインでのお仕立て要望でした。
先日お越し頂いたK様曰く「普通に作ってもフルオーダーの方がいいのに、フェアならなおさらでしょう」との事。
ごもっともです(笑)ありがとうございます。
フェア中選んでいただいた生地もご紹介もしたいのですが、生地数の関係で今回は載せきれないので次回画像付きで記載します。
というのも正直、フェアが思っていたよりも好評なのでつい舞い上がり、フェアブログを二部構成にしたいと思っていました(笑)
今回の続きになるので是非ご覧下さい。
研修生活(ネクタイの結び方)
こんにちは!
corvo名古屋店スタッフの大道です。
早く一人前になれるよう今日も勉強に励んでおります!
突然ですが、みなさんはネクタイを結ぶのに慣れるのがどれくらいかかったか覚えていますか?
今思い返すと新入社員の時は大変だったなぁという方や、すぐに覚えて特に大変と思ったことはないという方もいますよね。
ちなみに僕は今、ネクタイの結び方を改めて教えてもらい、少し苦戦中です。。。(笑)
みなさん今ではネクタイの結び方やその種類について知っておられる方がほとんどだと思いますが、
今日はそのスーツを着るにあたっての基本のキであるネクタイについて、そして未熟な僕の苦戦している点について書かせていただきます。
まずネクタイの結び方ですが
・プレーンノット
・ダブルノット
・スモールノット
・プレーンノット変形
・ウィンザーノット
・セミウィンザーノット
・クロスノット
など、他にもシーンによっての特別な結び方はありますが、このあたりが多くみられる形です。
このなかでもcorvoの主流はプレーンノットになっているのでプレーンノットについて注目していきたいと思います。
プレーンノットはいろいろある結び方の内、最も簡単で一般的とされています。
就活やビジネスなど幅広いシーンで活用できます、発祥は19世紀の中ごろと古い歴史がありますが、この現代においても
使用頻度の多さや着脱時の損傷も少ないことからこの結び方が多く利用されています。
皆さんも今では違うかもしれませんが、新人の頃はこの結び方の方が多かったのではないでしょうか?
僕はネクタイの結び方を教えてもらった人がセミウィンザーノットだったので最初は違ったのですが、
今はcorvoのスタイルに合わせてプレーンノットを練習しています。
さて、なぜ僕がこの最も簡単で一般的なプレーンノットで苦戦しているのかというと、
紳士としてネクタイを結ぶにあたって綺麗にかっこよく見せるポイントとして「ディンプル」というのを作ります。
ディンプルとは日本語で「えくぼ」という意味でネクタイの根元にくぼみを作り、立体感のある表情を出すことができます。
ディンプルにはダブルディンプルというのもあったり、シーンによっても使わない場合もあります。
そして僕はとてもお恥ずかしいのですが、このディンプルを知りませんでした。。。(笑)
慣れれば簡単なものですがコツをつかむのが遅い僕にはまだ少し練習が必要です (笑)
この写真が今日ご紹介したプレーンノットにディンプルがついている状態です!
とてもきれいですよね!
僕も誰に見られても恥じないようにこのくらいすぐにできるように頑張ります!
今日はプレーンノットだけの紹介になりましたが、またほかの種類の結び方の特徴を紹介します。
今回も「スーツ」という題名ではなかったのですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
corvo名古屋店
研修生活(靴磨き)
こんにちは!
今年度から新しく新入社員として、corvoの一員となりました 大道 詞音 と申します。
名古屋店に勤務しており、今は研修期間として、採寸技術やいろいろな知識などを勉強しています。
そして、これからは名古屋店のブログを僕が積極的に更新していこうと思います!
まだわからないことが多く、文章として汚く見ずらいと思いますが、研修期間の僕の成長日記としてみていただけると嬉しいです !
さて、簡単ではありますが自己紹介をさせていただいたところで、新人スタッフ大道の第一回目の内容は・・・
代表と一緒に革靴を磨きました!
あれ?スーツのことじゃないの? と思われたたはずです (笑)
決してスーツのことを勉強していないわけではないですよ!
ただスーツにこだわりを持っている方は靴にもこだわりをお持ちの方は多いはずです。
紳士の嗜みの一環としてスーツ同様、靴にも愛情をもって長く良く使っているというのはとてもかっこいいことですよね。
一流のホテルマン、ブランド店員は靴を見るといいます。
靴の手入れをしているどうかはその人の人格、性格を表すといいます。
それは高価な靴を履くとかではなくて、ファッションに対する姿勢を表します。
僕は代表が昔履かれていた革靴をいただきました。
そこで、その靴が少し汚れていたので紳士の嗜みの勉強として、手入れをしようということになったのです。
そして、頂いた靴の手入れ前の写真です!
20歳の僕にはまだ早いようなとてもいい靴です(笑)
黒色の内羽根式のストレートチップとてもベーシックなタイプの靴です。
この形の靴は、一般的に非常にベーシックなタイプとされていて、中でも黒のストレートチップは最もフォーマルな革靴とされており、幅広く使える一足です。
さて、皆さんもご存じだろうという簡単な知識を挟んだところで手入れに入ります (笑)
まずは靴全体についているほこりをブラシと、水を濡らし固く絞った布で拭いていきます。
次に、クリーナーを布に付けて汚れを吹き上げます。
そしてクリーナーで汚れを吹き上げた後は、乳化性クリームを布に付けて全体に塗り広げます。
このクリームは革にツヤを出し、保湿する役割があるそうです。
このクリームは少量でよいのですが、少し付けすぎてしまい怒られてしまいました(笑)
そのあと乾いた布で余分なクリームをしっかり取り除き、つま先やかかとなど部分的にワックスを塗っていき完成です。
革靴の手入れをやってみて、僕は学生時代サッカーをしていてたまに天然皮革のスパイクを買ってもらったときは、よく仲間同士で手入れをしていましたが
革靴は高級感のあるものを手入れするので、また少し違った楽しさというものがあり、もっと勉強しようと思いました。
僕が初めていい革靴を持ったのは貰い物という形ではありますが、それを「お古だからすぐに壊れた」ということは言いたくないので、
定期的に手入れをしていき、また革靴についてのブログを書けたらいいなと思っています。
このブログを見ていただいた方から僕にスーツを仕立てに来たというお客様が出ていただけるよう、最高のおもてなしができるよう日々努力したい思います。
僕の初めてのブログは長く読みずらいところもあったとは思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
これから数を重ねて読みやすく伝わりやすい内容にできるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。
corvo名古屋店
出張採寸について
Corvoでは現在出張採寸のサービスを行っております。
ご要望があればご指定の日時場所にフィッターが訪問し採寸する、というものなのです。
利用経験のある方は多くないと思います。
そこで今回のブログでは、出張採寸についてメリットデメリットを含めてお伝えできればと思います。
まず、出張採寸を利用する理由として、例えば「スーツは欲しいけど、多忙で買いに行けない」「店舗に行くのは面倒だが、スーツはオーダーしたい」などがあります。
もし同じような状況にありましたら是非ご利用ください。
「仕事の合間にオフィスでお願い」 「直接自宅に来てよ」などご指定頂ければお伺いします。
他にも「専属のフィッターが欲しい」「家の近くにテーラーがない」など、一度ご相談頂ければ出来る範囲で対応致します。
イメージとしては歩くテーラーといったところでしょうか。
ただ、一人が荷物を抱えて移動するため持ち運び出来る物の量が限られます。Corvoでは店舗でお仕立てする際、ゲージ服というスーツのサンプルも使ってフィッティングするので す。
出張採寸のメリットは以前に店舗でオーダーされたリピーター様なら時短です。
Corvoでは取り扱い生地が3000種以上あります。その中から、私どもフィッターがリピーター様の好み、私どもの目で質、柄のセンス、目利きをした生地をご用意いたします。
昔ながらのテーラーはお客様に合った生地を勧め、それをお客様が吟味しながら購入したものです。 そこにはお客様がテーラーに対する信頼があったからです。
私どももそんな信頼いただけるテーラーを目指します。
新規のお客様には仮縫いをお勧めしております。
店舗ではゲージというお客様に合ったサイズの服を着ていただき、そこから針でピン打ちしサイズ感、シルエットを確認していただきます。
しかし出張採寸ではゲージ服を持ち運べません。そこで仮縫いという、スーツの形に仮に組んだものを着ていただきます。
仮縫いを行うということで訪問する回数が増えてしまいます。 これは面倒に思えますが、大事なプロセスです。
お客様の要望、細かい修正をさらに加えお客様の希望のスーツに近づけるというプロセスです。
ちなみに私どもはイメージしやすいようにフィッターは電子端末を持ち、スーツの画像、Corvoの提案するモデルをお見せしながら、まるで店舗にいるようにお見せします。
是非、出張採寸をご利用ください。