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コルヴォ名古屋・大阪ブログ

現在の流行のスーツの型の話

今のスーツの流行はと聞かれると「南部イタリア調を基本に、英国的ディテールのもの。」と私は答えます。

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現在の主流を紹介します。 2011年頃のコルヴォのハウスモデルです。

このころは三つ釦、段返りが主流でした。

ベースは2008年頃、縫製工場でマイナーチェンジされたモデルと記憶しています。

このころははまだ毛芯仕立てのスーツが良いスーツの証として言われていました。

毛芯はひと昔前に比べ薄くはなっていましたが、現在はより軽量な仕立てが主流となっています。

これに、あえてヘビーウェイトの英国生地を使うというのが今の流行です。

型は、なで肩でフロントの大きく開いたカッタウェイが大きな特徴になります。

スーツを仕立てる立場からすれば、なで肩の多い日本人でさえも背中、肩に皺が出るぐらいの極端ななで肩のパターンを提案するのはいかがなものかと思う次第です。

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ちなみに肩に対してスーツがなで肩だとこの分に皺が出ます。

賛否はありますが、体型に合わせるよりもシルエットを重視する今の流れです。

英国ディテールとは剣襟(ピークドラペル)、チェンジポケットなどです。

剣襟、チェンジポケットは2008年頃にトムフォードが提案したスーツから派生し現在のトレンドとなっています。

Vゾーンに関しては年々、深くなっています。

スーツにトレンドがないとしばしいわれます。

 

しかし、毎年徐々には変化して、こうして見比べるとその差は大きいですね。

2019

明けましておめでとうございます。

2018年が終わり、2019年へ。

そして平成が終わり、新年号も気になるところですね。

なんだかんだイベントが多くなりそうですが、いい年になりそうです。

みなさま、今年もCorvoをよろしくお願い致します。

さて、お正月も終わり、本格的に仕事が始まっている事と思います。

現実に引き戻された感じですね(笑)

そこで気を引き締める為、年始にスーツをオーダーする方も多い現在。

年末までに一年を清算し、新たな年をまたいい仕事をして終わらせる。

良いスーツは必要です。

自分へのお年玉の意味も込めて。

そして今年、Corvoは革製品の取り扱いも始めます。

Corvoブランドとしての新たな試み。

長い時間をかけて準備してきた最高品質をお届けします。

新年号元年であると同時に、Corvoにとってもまた元年となりそうです。

頑張っていきましょう。

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スタッフ(ゼニス コート)



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代表が今回、ゼニス生地でコートを仕立てていたのでご紹介。

ゼニスはロロピアーナが最高峰の素材を集めた最上位の生地コレクションです。

白のカシミアのポロコート。

ここまで上質なホワイトコートは初めて見ましたが、実際目にすると良いですね。

特殊型紙で縫製はフルハンドの仮縫い付きオーダー。

(同じ仕様、同じサイズなら、お客様への販売価格は120万。)

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モデルはポロコート、フード付きです。

本来ポロコートにはフードがついていたそうです。

「フードを被るとスターウォーズのキャラクターみたいといわれる」と代表談。

フードは画像の様にボタンで付いており、取り外し可能。

フードの裏か覗く裏地がまたオシャレ。


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細部までの細かな縫製の良さ、拘り。

 

 

なぜ革製品は高いものと、安いものがあるのか。

「この革はエルメスと同じものを使っています」といううたい文句をよく聞きます。

それは嘘でもなくほんとでもないです。

確かに一枚の革を仕入れ同じ革を使っているでしょう。

そうした製品が極端に安価である場合は、大概、その革の使用する部位が違います。

しかし、同じ牛からとれた一枚の革のどの部分を使うことが重要です。

たとえるなら、同じ牛からとれる肉でも、ロース肉、もも肉、シャトーブリアンでは値段が違います。

同じ松坂牛のひれ肉とすね肉では同じに肉とは言えないでしょう。

(単純に肉同様、うまいか、まずいかではなく希少性で高価という場合もあります。)

背側は目がしっかり詰っており、強度も、目が揃っていて美しいとされ商業的価値が高いとされます。

脇下、脚の付け根、腹側は目が不揃いで商業価値は低いです。

おおよそ、スーツに合わせるようなフォーマルな革製品を作る場合は背側のみを使います。

一枚の革のおおよそ7割ぐらい使い、あとは廃棄します。

その中でもエルメスは最も美しいとされる腰の部分を使います。 当然、歩留まり(使える部分の割合)は悪いから高価になります。

商業価値が高いからと言って必ずそれがよいとは言えないが、革選びの際は参考にされたいです。

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グローブ

寒いですね、、

クリスマスシーズンの温かい雰囲気がありがたいです。

とはいえ手足の先、末端部分は凍るよう、、

ガチガチに防寒しなければ動きません。

足は靴があるのでそれほどではないですが、手先ですよね。

手袋されてますか?

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 画像出典:ISETAN mens net      https://www.imn.jp

スーツを着て、コートやダウンを羽織って、手袋をはめる。

断然革製品です。

革手袋はオシャレ、暖かい、丈夫、静電気も起きにくい、素晴らしいですよね。

スーツスタイルと相性良く、鞄にも合わせやすい。

防寒面は言うことなしです。

耐久性も抜群。

冬場の乾燥シーズンで気になる静電気は、伝導性のある革が逃がしてくれます。

手にはめない場合は、コートの胸ポケットへお洒落インしましょう。

手袋サイズはすっぽり入ります。

他素材と比べると少し値が張りますが、それだけの価値がありますよね。

手袋はちょっとダサいイメージがあるかもしれませんが、使い方次第です。

それさえもかっこよく見えてしまう着こなしで、楽しみましょう。

 

 

長札入れ&マネークリップ

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20181223152531.JPG 長札入れ

100万円の帯札の入る大容量の札入れ。

コインケースが付かない昔ながらの型。

別にコイン入れを持つという、伝統的な札入れ。

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20181223152759.JPGマネークリップ

シンプルな金具でストイックな印象に。

20181223152823.JPGコルヴォのイメージカラーのトゥルティエールの表革にパープルの内張りに白ステッチ。

エルメスではトリヨンと呼ばれるフランス産のシュリンクを使用。

上質逸品に仕上がっております。

M様ダークブラウンの3Pをオーダーメイドでお仕立て

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いつも紳士的なM様

転勤ということで当店をご利用いただきましてありがとうございます。

ダークブラウンの3Pでお仕立て。

M様の人柄通りに紳士的でまじめな、一着が上がりました。

生地はゼニアの定番エレクタを選択。

シャツもご注文、後しばらくお待ちくださいね。

クラッチバッグ

現代において、メンズレディース共に定番であるクラッチバッグ。

スクールからビジネスまで用途は幅広く、サイズもコンパクトで持ち運び易く人気ですね。

そもそもクラッチバッグは女性用バッグとして、化粧品やその他アイテムを入れ持ち運ぶため作られたもの。

女性用バッグは基本的にショルダーやハンドバッグのように紐がついていますが、クラッチバッグにはついていないのでコンパクトなんですね。

小物を入れるのにすごく便利でした。

そのクラッチが時代と共に変化していき、メンズバッグとしても使用できるようアレンジされてこうして今現在世に出回っています。

 

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ひと昔前までは、メンズ用ビジネスバッグでいうところのセカンドバッグがこれにあたりますが、要はそのセカンドバッグが現代風になったのがクラッチバッグです。

ただ世間の認識として、若者が持つバッグ、ちょっと女々しい感じがする、といった印象を持つ方は多いです。

果たしていい大人が使用しても良いものか、、

良いんです、むしろ一つはご用意いただきたいバッグです。

ちょっとしたお出かけからビジネスまで、実際ものすごく活躍します。

そのサイズ感からアクセサリーの役目も果たすほど。

腕時計やカフリンクスの様に、男性が身に付ける数少ないアクセサリーの仲間入りをしたと言ってもいいのではないでしょうか。

素材、色柄、サイズ感、バリエーションも豊富です。

選ぶ楽しさも出てきます。

あまりに数が多いと悩みますが、その場合最も拘るべきは素材でしょう。

存在感が違います。

corvoでも、新作クラッチバッグを発表予定。

素材に拘り、手に持つ感触、見た目共にハイクオリティを実現しました。

軽く、コンパクトであるにも拘わらずインパクトのある仕上りになっております。

最後になりますが、男のアイテムは質が語るもの。

目の肥えた皆様なら、きっといいバッグと巡り合えることでしょう。

 

カフス

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カフリンクス。

ご存知の通り、ドレスシャツの袖口を留める為使用するものです。

皆様は使用していますか?

カフリンクスの起源は、ドレスシャツの生まれた16世紀のフランスです。

当時はシャツの袖口を留める紐やリボンのようなものがあったのですが、それが現在のカフスの前身と言われています。

袖をしっかり留める為、実用性が重視されていましたが、先の時代にさらに装飾性を求めるようになりました。

身に付けるもので富や権力を示したので、より豪華に華やかな装飾がなされていたと言われます。

カフスでいえば、それはもう宝石です。

現代ではそれこそピンからキリまで様々出回っていますが、安物は止めておいた方がいいでしょう。

選ぶにはセンスや知識の問われるアイテムです。

男性に許された数少ないアクセサリーですから、身に付けるにあたってしっかり拘りたいところ。

ただ、カフス拘るには外見と中身も重要点。

高品質のスーツ、それに伴う品格、これらが揃って初めてカフスは輝きます。

と、偉そうなことを言っておりますが、私はまだまだカフスの似合う男にはほど遠く、、、

ですから「こうあるべきです」とお伝えするのみ。

男ならかっこよくいきたいですよね。

ちなみに、カフスを付けるとフォーマル感が増すと思ってらっしゃる方を見ますが、そうではありません。

フォーマルの場でカフスを付けるので、そこからのイメージでしょう。

スーツ、シャツ、靴、鞄、総合して出来上がった自分のスタイル、そこに加えるカフスがあれば人生もっと輝くはずです。

是非もっと洒落者になっていきましょう。

 

 

ショルダー

スーツの肩部分、ここはいくつか種類があります。

ロープドショルダー、ナチュラルショルダー、マニカカミーチャ。

ロープドショルダーは見た目で分かり易く、肩先が盛り上がっています。

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ロープの様に見えることからロープドショルダーと名づけられました。

生地を多くいせ込んでいるため、可動域が広いですね。

ブリティッシュスタイルによく合わせられる仕様。

選択できるお店は少なくなってきている現在。

貫禄や威厳も出るので、オススメです。

ナチュラルショルダーは一般的に最も広く使われている仕様。

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その名の通り自然な肩線を描き、見た目に特徴は特にありません。

アメトラスタイルによく合わせられていましたね。

ジャケットでも基本こちらの仕様になります。

肩パットがあまり使われず、柔らかい印象に。

マニカカミーチャは、イタリアはナポリスタイルでよく使われる仕様です。

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その名はシャツ袖を意味し、肩パッドや綿を使用しません。

生地をいせ込んでギャザーを入れます。

その見た目から雨降り袖とも呼ばれ、軽い感触から春夏用のスーツやジャケットでよく見られます。

中々普段目にする機会がないかと思いますが、仕立てるなら選択肢の一つに入れておきたいですね。

それぞれ好みも分かれますし、テイストも変わります。

フルオーダーならロープドを選択したいところですが、シーンによっても良し悪しがありますから、Corvoでお仕立てをお考えの際にはいろいろとお伺いしながら進めていきますね。

 

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