コルヴォ名古屋・大阪ブログ
名古屋本店
こんにちは
最近名古屋は快晴日と雨日と、天気が忙しそうです。
あわせてお店の方も忙しく、バタバタする日が続いてます。
そんな中、ご新規のお客様から「名古屋店は分かりずらい」「入りにくい」などのお声がありました。
確かに、、オフィスビルでしかも8F、、わかりづらい(笑)
そこで今回は、今更ですが名古屋店のご紹介です。
最寄駅は池下駅、そこから徒歩で西に約5分ほどのところにオフィスビルがあります。
それが上の写真です。
1Fに靴専科というお店があり、その右側からエレベーターホールに入れます。
あらためてこうして見ると分かりにくい(笑)
そしてエレベーターで8Fへ上がると
店舗入り口
ここが名古屋店のエントランス。
内装、お店からの景色はこんな感じになってますね。
オフィス感満載です(笑)
ですがそれも、お客様によりリラックスできる空間でお仕立ていただきたいが為。
少し隔絶された空間で、誰も邪魔することなくこだわりの一着を熟考できる場所。
知識豊富で楽しい代表とスタッフがお待ちしております。
いつでもご予約下さいませ。
ゼニアフェアについて紹介②
ゼニアフェアブログ第二弾
今回は生地紹介です。
特に人気だった三つに絞ってご紹介します。
ネイビーの無地、ビジネスにおいては定番ですね。
色味がすごくきれいです。主張しすぎない光沢が絶妙で、シーン問わず使用できます。
ネイビーのグレンチェック。
英国調でクラシック回帰と言われるここ数年よく出る柄です。
落ち着きのあるゼニアらしい生地ですね。
グレーのストライプ。
ピッチが広く、少し強めの印象になりがちですが素朴な色味なのでいやらしさがありません。
使いやすいスーツになりそうです。
どれも個人的にすごくゼニアっぽいなと思う生地ばかりでした。
他にもまだまだご紹介したい生地はありますが、店舗で直接ご覧いただければと思います。
名古屋店はオフィスビルの一室でプライベート空間のような、そんな場所です。
リラックスしてご自身のペースでご覧いただけますので、お気軽にお越しください。
一緒にコーヒーを飲みながら最高の一着を作りましょう。
ゼニアフェアについて紹介①
corvo では現在ゼニアフェアを開催中です。
5/1~5/31の一か月間ですが、約半月経った現在まで、名古屋店でも大変好評頂いております。
フェア中はやはりゼニア好きなお客様が多く、色んなお話をさせて頂く中で私としても改めてゼニアの魅力を感じることが出来ます。
ありがとうございます。
さて、フェアも残り半月ということで、今一度内容をお伝えしておきます。
フェア内容は、HPと大阪店ブログでも記載しておりますがゼニアの「トラベラー」を対象生地としたもの。
「トラベラー」はビジネスマンに向けて作られた生地であり、糸を強く撚っているためシワになりにくく、扱いやすいです。
価格は、
2P;フルオーダーラインで¥112.000
2P;パーソナルオーダーラインで¥98.000
となっております。
フェア目的でご来店頂いた方のほとんどがフルオーダーラインでのお仕立て要望でした。
先日お越し頂いたK様曰く「普通に作ってもフルオーダーの方がいいのに、フェアならなおさらでしょう」との事。
ごもっともです(笑)ありがとうございます。
フェア中選んでいただいた生地もご紹介もしたいのですが、生地数の関係で今回は載せきれないので次回画像付きで記載します。
というのも正直、フェアが思っていたよりも好評なのでつい舞い上がり、フェアブログを二部構成にしたいと思っていました(笑)
今回の続きになるので是非ご覧下さい。
クールビズ
2005年から日本で始まった「クールビズ制度」。
今年(2018年)は5月からクールビズが始まりましたね。
皆さんご存知だと思いますがクールビズとはノーネクタイ、ノージャケットという意味です。
夏場は半袖のカッターシャツの方が多数だと思います。
最近だとポロシャツなどカジュアルウェアで出勤する方も見られます。
しかし、職業にもよりますがまだスーツを着た方もいらっしゃいます。
または、半袖のカッターシャツにネクタイを付け、スラックスを履き、
長い靴下を履いて革靴を履くといったスタイルも多くみられます。
大半はこの格好だと思います。
外国人はこの日本のクールビズに対して、「堅苦しい」や「暑そう」など言われていますが
日本には日本のスーツの歴史が有り、郷に行けば郷に従わなければいけません。
無論、日本のアパレル業界は後進国ではありますが、、。
日本のクールビズでは、そのスタイルが主流になっていますが
スーツは男性の「ステータス」でもあり、自分自身の姿勢が変わってきます。
誰もが他者から見られて褒められる欲求と自分の欲求があります。
要は、クールビズだからといって服装を怠ってはいけないということです。
例えばスーツではなく小物だけでも一つ上のランクを身に纏えば、
それも一つの「ステータス」です。
または、仕事着は値段や控えめにし私服をストロングポイントにするなど、
様々な「ステータス」個々で考えられます。
Corvo代表取締役社長の谷口社長の私服です。
普段は黒色やチャコールグレーと深い色味のスーツが多い谷口社長ですが、
私服で色鮮やかな色を取り入れることで、また違った谷口社長の印象になります。
皆さんも何か自分の「ステータス」を見出してみたら如何でしょうか。
もしくは、既に見出していれば他者からの見方や態度など
おのずと認識できると思います。
Corvo 大阪店
ゼニアフェア生地について
今日は2018年の5月1日から始まりましたフェア対象の生地をご紹介します。
まず一つ目は、「エルメネジルド・ゼニアのトラベラー」のご紹介です。
世界三大ミルの一つの「ゼニア」。
有名ラグジュアリーブランドに生地を提供していて、
高級紳士服に使用されている生地の約3割を占めています。
今回Corvoがフェアをしているゼニアの生地が「トラベラー」です。
(バーズアイ柄)
(チェック柄)
「トラベラー」生地は名称の通り、旅行や出張などに最適な生地になります。
生地の特徴としては、毛(ウール)100%なのに、伸縮性(ストレッチ)があります。
ダブルツイスト系(2本の系を折り合わせた1本)という織り方により、
耐久性、ハリコシ感があり、シワになったとしてもハンガーで吊るすだけで
シワが無くなるといった特徴があります。
男性であれば誰もが憧れるのが「ゼニア」です。
今オーダー業界では、「2着購入すると◯◯%!」だとか、
「2着購入すると1着あたり◯◯万円!」と謳った広告をよく拝見すると思いますが、
結局のところは、お求め安い価格帯だけあって生地がウールとポリエステルの混合なので
すぐにスーツがテカテカになる、縫製が汚いので破けたまたは釦が外れた、
イージーオーダーまたはパターンオーダーなので自分自身の体型に完璧には合わないなどと
細かいのですがこういった事を思ってる方はいらっしゃると思います。
Corvoは「オーダー」であればその細かいところ(ディテール)も満足して頂かないと
「リピート」にはならないと思う概念があります。
ですのでCorvoでは、お客様にディテールまで満足して頂けるよう
「フルオーダー」といったオーダーの中の最上級を採用しています。
ディテールに拘らず2着購入するのか、
Corvoで他社の2着分と同じ値段の1着をディテールに拘り購入するのか
検討してみては如何でしょうか。
Corvo 大阪店
Corvoのモデル「莞爾」「奉文」
皆さんこんにちは。
今回はCorvoのモデル「莞爾(かんじ)」と「奉文(ともゆき)」のご紹介です。
名前の由来は、陸軍中将「石原莞爾」と陸軍将軍「山下奉文」です。
将軍というのは、「リーダー」すなわち現在でいう「経営者」で
Corvoのモデル「莞爾」「奉文」はCorvoのコンセプト。
つまり、そのコンセプトによってCorvoが成り立つことや認知を意味します。
「莞爾」は冬用モデルとなっていますが、通年の着用を想定した万能なモデルです。
特徴としては、衿が尖ったデザインに低めの釦位置から見えるベスト。
脇の部分を高くし腕廻りのアームホールを細くし、かなり絞られた腰回り、
最高品質の本バス毛芯、胸から裾まで直線的に落ちたダーツは男性的輪郭の胸の高さ
スーツの引き締まりを演出し、エレガンスなデザインになります。
昨今のトレンドの細身のスーツとCorvo独自のディテールにより生み出された「莞爾」。
一方「奉文」は一言でいえば、軽くて多種多様。
ほぼデザインは「莞爾」と同じですが、違点は最小限に抑えた芯なし仕立て、
袖付を雨降らしでフロントカットを大きく開いたカッタウェイにより
ネクタイ無しにするとカジュアルにセットアップされ、
また、テーラードの基本を押さえているのでドレスダウンすることなくフォーマルな場でも
お使い頂けることができます。
「莞爾」「奉文」モデルを着用することによって既製服や他のテーラーとの差別化は
男性のステータスではないでしょうか。
例えば、このような調査結果があります。
いつも着用している服やスーツからブランドの服やオーダーメイド、
高級バックに身を固めた男性と女性は、姿勢が良くなり、
その行動や言動が品よく振る舞うといった調査結果があります。
これは意識の違いかも知れませんが、誰もが起こりうることではないでしょうか。
ですが、高級ブランド服やオーダーメイド無しでも意識付けが出来るという人も
いらっしゃると思います。
では何故未だに何十年何百年続いている高級老舗ブランドは健在なんでしょうか。
それには人間の心理(欲求)があるからです。
一つ目が「他者への承認欲求」二つ目が「自己実現への欲求」があるからこそ
高級老舗ブランドはなくならないのです。
それがあるからこそ「ブランド」が誕生し、
また「莞爾」「奉文」モデルみたいな他社と差別化を図るデザインを
生み出さなければならないのです、、、、
では今日はこの辺で失礼致します。
Corvo 大阪店
テーラーの接客スキル
私はスーツを百貨店やブランドショップより安価に提供したら売れると考えCorvoを立ち上げた。
「原価率を他店より引き上げ良い物を売れば、買っていただくお客様が多くなり、薄利多売で商売として成り立つ。」
今思えばとんでもなく安易な考えだったなと思う。
実際、創業の2か月での売り上げはスーツとシャツ1着ずつという惨憺たる結果だった。(苦笑)
起業前の「スーツを売って、儲けて車を買おう」という私のささやかな夢は儚く吹き飛んだ。
私に足りなかったのは「接客力」だったと思う。
接客をしていてスーツというのは着る人(普段からオーダーメイドにこだわった人は特に)の「経済性」はもちろん「人間性」を表すとつくづく思う。
私が同業の売れるテーラーを見ると、よく顧客の「人間性」を見ている。
スーツは細部のディテールの違いはあれど、ある程度決まった形がある。
スーツは、人間の顔のように、そのパーツの配置、ゆとりで個性を出せる。
ゆとりのあるスーツを好む方は自由な性格。逆にタイトなスーツを好む方は規律を重んじる。
Vゾーンを狭いスーツをお好みの顧客は寡黙。 Vゾーンの深い人はおしゃべり。
着丈の短い人はフットワークが軽い。着丈の長い人は一つのことをつき詰める人。
などなど
私はVゾーンが深く、比較ゆとりのあるスーツを好むのでおしゃべりな自由人といったところか。(笑)
毎度、サイズやディテールに注文をつける人はまだ自分の見せたい「人物像」が定まっていない人。
正確にいえば顧客の「人間性」ではなく目指す「人物像」とも思う。それを把握できるテーラーは売れると感じる。
研修生活(体型補正について)
こんにちは!
corvo名古屋店スタッフの大道です!
今週は真夏日が続くそうなので体調管理をしっかりとして元気に勤務できるよう頑張ります!
さて本日のテーマは体型補正についてですが、みなさんはこの体型補正というのはご存知でしょうか?
ご覧になられた方もいると思いますが、corvoのホームページの
「corvoのこだわりについて」
の、顧客の体の体型補正というところに、
「人間の体は一様な形ではない」
という一文があります。
周りを見渡して人の体を見てみると、身長、体格、筋肉の付き方など人それぞれです。
そこでフルオーダーならではの体型補正を入れることによって、お客様の世界で一着の自慢の一張羅を仕立て上げることができます。
そこでまだお店に行ったことがなくてどんな補正があるのか気になる、という方のためにここでいくつか紹介させていただきます。
まず体型補正の種類ですが、
先ほどのcorvoのホームページにもある通り、ジャケットでは
・なで肩
・怒肩
・反身
・屈伸
・鳩胸
・つき取り
パンツでは
・出尻
・平尻
・o脚
・前腰
などが挙げられます。
では次にいくつかの体型の内、どのような影響があるのかを本日はジャケットで多く見られる補正について、資料の写真を用いて紹介します。
まず、なで肩についてです。
みなさん想像はつくと思いますが、なで肩とは肩先が落ちている人のことを指します。
スーツは少しなで肩がいいといわれていますが、なで肩過ぎてしまうとどのような影響が出てしまうのかなのですが
スーツの後ろ背中にハノ字のしわが出ます。そしてなで肩によりジャケットの肩が下がることによりフロントカットが少し内側によります。
次に怒肩です。怒肩とはなで肩とは逆に、肩先があがっていることを指します。
症状として、なで肩とは逆に、背中に逆ハノ字のしわが出ます。そしてジャケットの肩が上がることによりフロントカット部が開きます。
次に鳩胸です。鳩胸とは胸が大きく発達した人を指します。筋肉質なスポーツマン体型の方に多いです。
症状として、Ⅴゾーンが開き浮いてしまい、襟がくの字に折れ、脇下に胸にかけての斜め皺が入ります。
次につき取りです。つき取りとは首の後ろに半月上のしわが出ることです。首が後ろに反っている人に多く見られます。
このように少しでも特徴的な部分がみられると、各箇所にしわがみられます。
やっぱりせっかくのスーツならしわのない綺麗でかっこいいものを着たいですよね。
是非こういった体形にお悩みの方はcorvoのフルオーダーならではの仕様をご体感ください!
今回はジャケットの4つの補正について紹介しましたが、またパンツの補正やジャケットの別の補正について紹介していきますので
読んでいただけると、うれしいです!
では本日はこの辺で・・・
corvo名古屋店
研修生活(ネクタイの結び方)
こんにちは!
corvo名古屋店スタッフの大道です。
早く一人前になれるよう今日も勉強に励んでおります!
突然ですが、みなさんはネクタイを結ぶのに慣れるのがどれくらいかかったか覚えていますか?
今思い返すと新入社員の時は大変だったなぁという方や、すぐに覚えて特に大変と思ったことはないという方もいますよね。
ちなみに僕は今、ネクタイの結び方を改めて教えてもらい、少し苦戦中です。。。(笑)
みなさん今ではネクタイの結び方やその種類について知っておられる方がほとんどだと思いますが、
今日はそのスーツを着るにあたっての基本のキであるネクタイについて、そして未熟な僕の苦戦している点について書かせていただきます。
まずネクタイの結び方ですが
・プレーンノット
・ダブルノット
・スモールノット
・プレーンノット変形
・ウィンザーノット
・セミウィンザーノット
・クロスノット
など、他にもシーンによっての特別な結び方はありますが、このあたりが多くみられる形です。
このなかでもcorvoの主流はプレーンノットになっているのでプレーンノットについて注目していきたいと思います。
プレーンノットはいろいろある結び方の内、最も簡単で一般的とされています。
就活やビジネスなど幅広いシーンで活用できます、発祥は19世紀の中ごろと古い歴史がありますが、この現代においても
使用頻度の多さや着脱時の損傷も少ないことからこの結び方が多く利用されています。
皆さんも今では違うかもしれませんが、新人の頃はこの結び方の方が多かったのではないでしょうか?
僕はネクタイの結び方を教えてもらった人がセミウィンザーノットだったので最初は違ったのですが、
今はcorvoのスタイルに合わせてプレーンノットを練習しています。
さて、なぜ僕がこの最も簡単で一般的なプレーンノットで苦戦しているのかというと、
紳士としてネクタイを結ぶにあたって綺麗にかっこよく見せるポイントとして「ディンプル」というのを作ります。
ディンプルとは日本語で「えくぼ」という意味でネクタイの根元にくぼみを作り、立体感のある表情を出すことができます。
ディンプルにはダブルディンプルというのもあったり、シーンによっても使わない場合もあります。
そして僕はとてもお恥ずかしいのですが、このディンプルを知りませんでした。。。(笑)
慣れれば簡単なものですがコツをつかむのが遅い僕にはまだ少し練習が必要です (笑)
この写真が今日ご紹介したプレーンノットにディンプルがついている状態です!
とてもきれいですよね!
僕も誰に見られても恥じないようにこのくらいすぐにできるように頑張ります!
今日はプレーンノットだけの紹介になりましたが、またほかの種類の結び方の特徴を紹介します。
今回も「スーツ」という題名ではなかったのですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
corvo名古屋店