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コルヴォ名古屋・大阪ブログ

靴、鞄、ベルトの革の色は合わせるべき?

 ご存知の方も多いと思いますが、取り上げてみました。
 
 結論から言うとベルトと靴は色を合わせるべきです。
 
 鞄は合わせた方がおさまりがいいのですが、合わせなくてもいいというのが一般に言われているルールです。
 
 茶色となると靴とベルトが全く同じ色の物は少ないですよね。そんな時はベルトの色を靴より若干濃いめの物を選ばれるとおさまりがいいです。
 
 どうしても色を合せたいという方は革靴を扱うショップで有れば、ベルトと革靴の革が同じもので作られた商品を取り扱っていることが多いので併せて購入されるといいでしょう。

カフリンクス(カフスボタン、カフス)

紳士服は女性服と違い、総じて華美の装飾が施されることは有りません。
 
 特にスーツはシンプルですね。(シンプルが悪いわけではありません。)
 
 スーツに花を添えたいときに重用するのはカフリンクスです。
 
 wikipedia参照 カフリンクス
 
 カフリンクスは英国調のスーツに合わせる場合が多い気がします。
 
 今季の流行は英国調のシャツです。 襟と袖をクレリックにして、袖をダブルカフスにしてみて英国調のシャツを堪能してはいかがでしょうか?
 
 

ユニクロのドレスシャツの品質がいい!!!

 今日、寒いので厚手の寝巻を買いにユニクロに行ってきました。
 
 職業柄、ワイシャツの仕立てを見てみたんですがそれがびっくりするほど仕立てがいいんです。
 
 生地感は綿100%なんですが形状安定で水を吸わなさそうな感じの化繊のような風合いでした。(通常、形状安定加工をするとどうしてもそうなります。)
 
 何がいいかといえば仕立てです。縫い代がちゃんと処理されているんです。
 
 生地は端の断面からほつれてきます。シャツの場合、ロックミシンか本縫いで処理します。通常、既製で五千円以下のシャツは縫い代をロックミシンで処理します。
 
 しかし、ユニクロのシャツは3990円?(値段は曖昧に記憶しています。)で本縫いを採用していました。
 
 シャツはスーツと違い副資材を多くは使いません。仕立てと生地の仕入れ値の差が大きく価格に反映します。この価格帯で本縫いを採用するとはさすがユニクロというところですか。
 
 ユニクロの製品は年々、価格にたいする品質、デザイン性が向上しています。サイズを細分化せず作業を効率化して縫製賃を下げ、生地を大量仕入れするなどの企業努力の賜物でしょう。
 
 自分たちのような注文服を扱う人間は総じて既製服を扱う業者や安価な製品を扱うブランドを蔑にしがちです。大いに反省すべき点です。良いところは素直に認める姿勢が必要ですね。
 
 また、意外にもオーソドックスな柄、シルエット、デザインのシャツでびっくりしました。スーツ屋がボタンホールの色を変えたり、釦がたくさんついたものなど正統なドレスシャツから逸脱しつつある中、ユニクロが正統派で行くとは。
 
 「おい!ユニクロのことをそんなに褒めたら自分たちのシャツが売れなくなるぞ!」と言われてしまいそうですがオーダーシャツの真骨頂は体に沿ったシャツを提供することです。それと取り扱う生地の品質も違いますから、住み分けはできているから大丈夫ですよ。
 
 ちなみにCorvoの仕入れ先のドゥワンのシャツもすごくコストパフォーマンスがいいですよ。
 

いい革鞄屋さん。(土屋鞄製造所)実店舗は大阪名古屋にございます

 正月休みなんですがブログは更新していきたいと思います。
 
 以前にお客様に「お勧めの鞄屋さんないですか?」とご質問を頂きました。
 
 正直、自分自身あまり鞄については詳しくなく、たまたま、来店された鞄卸の業者の方に聞いてみたら日本製なら土屋鞄がお勧めとのこと。
 
 なめし、製法にこだわった革が使われていて日本人特有の丁寧な仕事の鞄で高品質だそうです。
 
 デザインも洗練されていて、価格にたいしての品質もかなりいいそうです。
 
 「正直、インポート物より総じて日本製の物の方が造りはいいですよ。」とおっしゃっていました。
 
 靴もインポート物は確かに日本の物より雑ですね。(色合いやデザインは大概、インポート物に軍配が上がりますが。)
 
 いい鞄なら、手入れさえすれば「牛革なら三十年」はもつらしいです。
 
 以前、お客様で「二十年物」の鞄を愛用されている方がお越しになりました。流行の廃れもなく貫禄が有りかっこよかったです。革製品は長く使ってなじませるのがいいんですよね。   
 
 取り扱い店舗が大阪にないのが少し残念です。神戸に店舗がありますから時間のある時、自分もよらせて頂こうと思います。
 
 「土屋鞄のまわしものか!?」と言われるかもしれませんが、勝手にご紹介させていただいてますので、不都合がございましたらご一報ください。
 
 土屋鞄製造所ホームページリンク先 http://www.tsuchiya-kaban.jp/
 

スーツCorvo大阪へのご質問:シャツの生地のタグに書かれた100/2×100/2の意味

 お客様から頂いた質問です。
 
 経糸、100番双糸(そうし)の横糸、、100番双糸という意味です。
 
 100番というのは100番手の糸という意味で1ポンドで84000ヤードの糸という意味です。
 
 1番手は1ポンドで840ヤードの意味、2番手なら倍の1680ヤードの糸という意味です。数値が大きいほど細い糸という意味です。
 
 双糸(そうし)というのは単糸を二本撚り合せた一本の糸にしたものです。単糸の2.5倍から3倍の強度を持ちます。
 
 100番手の糸は細いので強度が有りません通常はこうして双糸にされてつかわれます。
 
 ちなみに一般のシャツ生地に使われるのは60番手の単糸です。大体はこの番手が大きいものは繊維が細く希少な綿で織られています。100番手は極めて糸が細く肌触りがよく高価な生地です。他店では安くても15000円前後はします。
 
 Corvoでは7500円(税別)から100/2×100/2の生地でシャツをお仕立ていただけます。
 

スーツのプロがお手入れのためになるサイトをお伝えします!【大阪・名古屋】

 自分が見てきたサイトのなかでお客様にお役にたちそうなサイトのURLをご紹介させていただきます。
 
 是非、参考にしていただければと思います。
 
 スーツのお手入れ
 
 
 シャツのお手入れ
 
 
 靴のお手入れ  
 
 

オーダースーツCorvo大阪 失敗しないネクタイ選び。(色合い編、初級編①)

ネクタイ選びは楽しいものでもあります厄介なものですね。
 
 買ってきたはいいけど家でスーツとシャツと合わせてみたけどなんだかしっくりこなくて一度もつけて外に出たことのないなんて方もいたりと聞いたりします。
 
 参考になればと思いネクタイ選びのコツをお教えします。
 
 一番簡単なのは同系色のネクタイを合わせることです。濃紺のスーツなら紺、水色、パープルのネクタイのように。
 
 無地の濃紺のスーツに無地の紺のネクタイは色合いの濃淡が有れば喪服っぽくならずVゾーンに立体感が出てなかなか、おしゃれですよ。
 

大阪での打ち合わせで話題にあがったシャツのお手入れの仕方。

 下着を着ない方には肌にじかに触れるものなので特に、皮脂、汗がシャツに染みつきます。黄ばみの原因となり済ますので早めのお洗濯をお勧めします。アイロンがけを後回しに週末だけでもいいので洗濯だけは早めにしましょう。
 
 洗濯の際に汚れをとしの際に生地をこすり合わせるのは絶対にやめてください。高番手(糸の細い)のシャツは摩擦により毛玉ができやすいので毛玉の原因になります。
 
 あとはアイロンがけですね。生乾きのままでのアイロンはやめてください。詳しい説明はドゥワンのホームページに譲ります。是非参考にしてください。
 
 クリーニング出された際は包装に使われているビニール袋に湿気が中にたまりシャツを痛めますのでお取りください。
 
 一般のクリーニング屋はプレス機を使います。これはシャツにかかる衝撃が強いです。貝釦は衝撃に弱くクリーニングの際は業者の方に一言断りを入れていただければと思います。

大阪店でシャツの仕入れ先様との打ち合わせ

 昨日、シャツの仕入先(ドゥワン)の方が当店に来られました。いつもCorvoのことを気にかけてくださいまして、よく当店を覗きにこられアドバイスを下さる有り難い方です。こうして取引先の方々に支えられて改めて感謝感謝です。
 
 来年はどんなシャツを売り出そうかのお話をさせていただきました。
 
 麻のシャツは当然、押し出しますよ。(笑)それと併せて綿とポリエステルの混合のシャツ生地を押し出そうかとのことです。
 
 どうしても高級な綿生地だと糸が細く、どうしてもシワがよりやすいです。しかも、アイロンがかけににくく奥様に「何でこんなシャツつっくて来たの」と怒られる旦那様が続発したそうです。そうした経緯で綿ポリのシャツをドゥワンでも取り扱うようになったそうです。
 
 形状安定ですのでお手入れは大変簡単です。価格帯も大変こなれていますから気軽にお買い求めていただけると思います。
 
 また正式に取り扱いが決まりましたらホームページでお知らせしていただきます。
 
 シャツをオーダーしていただく際にイメージがつかみやすいようにサンプルを準備中ですのでまた、当店のディスプレーを覗きに来ていただけたら幸いです。

名古屋店のおすすめするシャツの芯地について

 シャツにはカラー(襟)、カフス(袖)、前立てに芯地が入っています。
 
 シャツの芯地には接着芯、フラシ芯(振らし芯)というのがあります。現在市場に出回っているものの九割が接着芯だと業者の方から伺っています。
 
 フラシ芯というのは文字のごとく生地に接着せず中で振らされた状態になったものです。(わかりにくい説明ですいません。襟、袖の生地を表と裏か引っ張ってみて三層になるものがフラシ芯です。)一般に高級シャツに分類されるものはフラシ芯の仕様になっています。
 
 接着芯というのは文字通り、生地と芯地をのりで接着したものです。芯地と生地を固定するので縫製が随分と楽になります。主に安価な大量生産のシャツに使われる仕様です。
 
 Corvoのシャツは仮接着という方法で縫製します。仮接着とは芯地を糊で固めます。あくまでもこれは仮に接着します。縫製が終わり洗濯をするととれる糊なので洗濯をすると最終的にはフラシ芯となります。現在は高級シャツはこの製法が一般的だそうです。
 
 Corvoでは芯地の固さもお選びいただけます。襟は五種、襟は四種から。ビジネスシーンには襟がよれるのが嫌だという方には固めのものをお勧めしています。首が摩れて痛いという方には柔らか目のものをお勧めしています。
 
 業者の仲間には「シャツとは柔らかい物が最高の物だ」と言い一番柔らかい物しか着ない人もいますが、スーツスタイルの方にはよれて、しわがよりやすいのでお勧めはしません。ナポリ風のシャツは総じて生地も芯は柔らかいです。ナポリ風なスーツでノーネクタイに合わせられるのなら軽やかでこなれた雰囲気が出てお勧めです。
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