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研修生活(ネクタイの結び方)

こんにちは!

 

corvo名古屋店スタッフの大道です。

早く一人前になれるよう今日も勉強に励んでおります!

 

 

突然ですが、みなさんはネクタイを結ぶのに慣れるのがどれくらいかかったか覚えていますか?

 

 

今思い返すと新入社員の時は大変だったなぁという方や、すぐに覚えて特に大変と思ったことはないという方もいますよね。

 

 

ちなみに僕は今、ネクタイの結び方を改めて教えてもらい、少し苦戦中です。。。(笑)

 

 

みなさん今ではネクタイの結び方やその種類について知っておられる方がほとんどだと思いますが、

 

今日はそのスーツを着るにあたっての基本のキであるネクタイについて、そして未熟な僕の苦戦している点について書かせていただきます。

 

 

まずネクタイの結び方ですが

・プレーンノット

・ダブルノット

・スモールノット

・プレーンノット変形

・ウィンザーノット

・セミウィンザーノット

・クロスノット

など、他にもシーンによっての特別な結び方はありますが、このあたりが多くみられる形です。

 

 

このなかでもcorvoの主流はプレーンノットになっているのでプレーンノットについて注目していきたいと思います。

 

 

プレーンノットはいろいろある結び方の内、最も簡単で一般的とされています。

 

 

就活やビジネスなど幅広いシーンで活用できます、発祥は19世紀の中ごろと古い歴史がありますが、この現代においても

 

使用頻度の多さや着脱時の損傷も少ないことからこの結び方が多く利用されています。

 

 

皆さんも今では違うかもしれませんが、新人の頃はこの結び方の方が多かったのではないでしょうか?

 

 

僕はネクタイの結び方を教えてもらった人がセミウィンザーノットだったので最初は違ったのですが、

 

今はcorvoのスタイルに合わせてプレーンノットを練習しています。

 

 

さて、なぜ僕がこの最も簡単で一般的なプレーンノットで苦戦しているのかというと、

 

紳士としてネクタイを結ぶにあたって綺麗にかっこよく見せるポイントとして「ディンプル」というのを作ります。

 

 

ディンプルとは日本語で「えくぼ」という意味でネクタイの根元にくぼみを作り、立体感のある表情を出すことができます。

 

 

ディンプルにはダブルディンプルというのもあったり、シーンによっても使わない場合もあります。

 

 

そして僕はとてもお恥ずかしいのですが、このディンプルを知りませんでした。。。(笑)

 

 

慣れれば簡単なものですがコツをつかむのが遅い僕にはまだ少し練習が必要です (笑)

 

 

この写真が今日ご紹介したプレーンノットにディンプルがついている状態です!

 

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とてもきれいですよね!

 

僕も誰に見られても恥じないようにこのくらいすぐにできるように頑張ります!

 

 

今日はプレーンノットだけの紹介になりましたが、またほかの種類の結び方の特徴を紹介します。

 

 

今回も「スーツ」という題名ではなかったのですが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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研修生活(靴磨き)

こんにちは!

 

今年度から新しく新入社員として、corvoの一員となりました 大道 詞音 と申します。 

名古屋店に勤務しており、今は研修期間として、採寸技術やいろいろな知識などを勉強しています。

そして、これからは名古屋店のブログを僕が積極的に更新していこうと思います!

まだわからないことが多く、文章として汚く見ずらいと思いますが、研修期間の僕の成長日記としてみていただけると嬉しいです !

 

さて、簡単ではありますが自己紹介をさせていただいたところで、新人スタッフ大道の第一回目の内容は・・・

 

代表と一緒に革靴を磨きました!

 

あれ?スーツのことじゃないの? と思われたたはずです (笑)

 

決してスーツのことを勉強していないわけではないですよ!

 

ただスーツにこだわりを持っている方は靴にもこだわりをお持ちの方は多いはずです。

 

紳士の嗜みの一環としてスーツ同様、靴にも愛情をもって長く良く使っているというのはとてもかっこいいことですよね。

一流のホテルマン、ブランド店員は靴を見るといいます。

靴の手入れをしているどうかはその人の人格、性格を表すといいます。

それは高価な靴を履くとかではなくて、ファッションに対する姿勢を表します。

 

僕は代表が昔履かれていた革靴をいただきました。

 

そこで、その靴が少し汚れていたので紳士の嗜みの勉強として、手入れをしようということになったのです。

 

そして、頂いた靴の手入れ前の写真です!

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20歳の僕にはまだ早いようなとてもいい靴です(笑)

黒色の内羽根式のストレートチップとてもベーシックなタイプの靴です。

 

この形の靴は、一般的に非常にベーシックなタイプとされていて、中でも黒のストレートチップは最もフォーマルな革靴とされており、幅広く使える一足です。

 

さて、皆さんもご存じだろうという簡単な知識を挟んだところで手入れに入ります (笑)

 

まずは靴全体についているほこりをブラシと、水を濡らし固く絞った布で拭いていきます。

 

次に、クリーナーを布に付けて汚れを吹き上げます。

 

そしてクリーナーで汚れを吹き上げた後は、乳化性クリームを布に付けて全体に塗り広げます。

このクリームは革にツヤを出し、保湿する役割があるそうです。

このクリームは少量でよいのですが、少し付けすぎてしまい怒られてしまいました(笑)

 

そのあと乾いた布で余分なクリームをしっかり取り除き、つま先やかかとなど部分的にワックスを塗っていき完成です。

 

革靴の手入れをやってみて、僕は学生時代サッカーをしていてたまに天然皮革のスパイクを買ってもらったときは、よく仲間同士で手入れをしていましたが

革靴は高級感のあるものを手入れするので、また少し違った楽しさというものがあり、もっと勉強しようと思いました。

 

僕が初めていい革靴を持ったのは貰い物という形ではありますが、それを「お古だからすぐに壊れた」ということは言いたくないので、

定期的に手入れをしていき、また革靴についてのブログを書けたらいいなと思っています。

このブログを見ていただいた方から僕にスーツを仕立てに来たというお客様が出ていただけるよう、最高のおもてなしができるよう日々努力したい思います。

僕の初めてのブログは長く読みずらいところもあったとは思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

これから数を重ねて読みやすく伝わりやすい内容にできるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします。

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出張採寸について

 Corvoでは現在出張採寸のサービスを行っております。

ご要望があればご指定の日時場所にフィッターが訪問し採寸する、というものなのです。

利用経験のある方は多くないと思います。

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そこで今回のブログでは、出張採寸についてメリットデメリットを含めてお伝えできればと思います。

まず、出張採寸を利用する理由として、例えば「スーツは欲しいけど、多忙で買いに行けない」「店舗に行くのは面倒だが、スーツはオーダーしたい」などがあります。

もし同じような状況にありましたら是非ご利用ください。

「仕事の合間にオフィスでお願い」 「直接自宅に来てよ」などご指定頂ければお伺いします。

他にも「専属のフィッターが欲しい」「家の近くにテーラーがない」など、一度ご相談頂ければ出来る範囲で対応致します。

イメージとしては歩くテーラーといったところでしょうか。

ただ、一人が荷物を抱えて移動するため持ち運び出来る物の量が限られます。Corvoでは店舗でお仕立てする際、ゲージ服というスーツのサンプルも使ってフィッティングするので す。

出張採寸のメリットは以前に店舗でオーダーされたリピーター様なら時短です。

Corvoでは取り扱い生地が3000種以上あります。その中から、私どもフィッターがリピーター様の好み、私どもの目で質、柄のセンス、目利きをした生地をご用意いたします。

昔ながらのテーラーはお客様に合った生地を勧め、それをお客様が吟味しながら購入したものです。 そこにはお客様がテーラーに対する信頼があったからです。

私どももそんな信頼いただけるテーラーを目指します。

新規のお客様には仮縫いをお勧めしております。

店舗ではゲージというお客様に合ったサイズの服を着ていただき、そこから針でピン打ちしサイズ感、シルエットを確認していただきます。

しかし出張採寸ではゲージ服を持ち運べません。そこで仮縫いという、スーツの形に仮に組んだものを着ていただきます。

仮縫いを行うということで訪問する回数が増えてしまいます。 これは面倒に思えますが、大事なプロセスです。

お客様の要望、細かい修正をさらに加えお客様の希望のスーツに近づけるというプロセスです。

ちなみに私どもはイメージしやすいようにフィッターは電子端末を持ち、スーツの画像、Corvoの提案するモデルをお見せしながら、まるで店舗にいるようにお見せします。

是非、出張採寸をご利用ください。

セルフイメージ

定食屋の待ち時間に読んだ雑誌に「田中角栄」についての記事をよんだ。

田中角栄といえば無類のカリスマ性を持った人物として語られる。

一番初めの選挙には落選したという。モーニングを着ての選挙活動をしたらしい。

不動産会社を経営していた角栄は自らの経済的基盤、信用を暗に示すためにどんな暑い日、寒い日もモーニングを着ていた。

「日本人の好むリーダー像」

角栄の華美すぎる格好は、選挙区の新潟では、関東地方に比べての経済格差に喘いでいた新潟の人々に受け入れられなかった。 角栄は次の選挙戦では長靴を履いて選挙戦を戦った。 ときに、同じ立ち位置に立って、互いに共感しあう。

角栄のカリスマ性の第一歩はモーニングを脱いだ時にあったのかもしれない。

他者の支持を集め成果を求めるには、自に求められるセルフイメージを掴まなくてはなない気がする。

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スーツの細分化

私が感じたことを今日は。 ファッションは需要の細分化が言われて久しいが、スーツは一括りにされがちだ。はっきり言ってスーツ業界は時代遅れだ。

スーツは20代~30代が欲しがるシルエットは細身40~60代はゆったりといった程度ぐらいしかない。

または英国、イタリア、アメトラ風といった具合か。 物不足の戦後ならまだしも、スーツショップでは20代から70代までが同じ店を利用する。通常の服飾店ならありえないことだ。

父親と同じかっこうを好んでする者はいないだろうが、スーツとなれば例外だ。

スーツは決まった形だから細分化されにくいという事情はあるが、ジーンズも同じことが言えるが素材、シルエットの要素の組み合わせで多様な細分化された需要を満たす。

今まではスーツが他との違いを見せる部分はディテールに終始した。今なら、腰帯が高めで、サイド尾錠付のパンツだったり、ひと昔前なら釦ホールのかがり糸を色糸にしたりである。

近年は海外ブランドを中心にブランドのカラーを色濃く反映したスーツが出始めている。 例を挙げれば「トムフォード」がその好例だろう。

差別化の図りにくいスーツというカテゴリーの中で20~40代のスーツの単調さに飽きを感じたビジネスマンを虜にした。

スーツ業界ももそうした需要の細分化にこたえなくてはならないと感じる。

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スーツの必要性③

三つ目は「信用」「信頼」を授ける。

今回は自分の経験から。 私は23歳で起業した。

起業したってのときに取引を持ち掛けても、「住所が決まってから、来てください。」の門前払いだった。

残念ながら若いというだけで、ビジネスの場では「信用」「信頼」されない。辛うじて取引に結び付いても、取引条件も悪かった。起業に保証金だけで200万ぐらい余分にかかった。

ビジネスの場での「信用」「信頼」の必要性を肌で感じた。

若い人にこそ、わずかな投資で「信用」「信頼」は得られるということを理解してもらいたい。

スーツはその人の所得を表す。それだけの「信用」を表す。

仕事に向き合う姿勢を暗に示し、「信頼」を得る。

当然、格好が従で、その人の仕事が主である。これは誰が何と言おうと正しい。

「俺は外見でなく実力で勝負する」という方には私はこういう、「良いスーツを着なさい。そして、より大きな成功を掴みなさい。」と。

よいスーツはあなたの仕事をより円滑にするだろう。

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スーツの必要性②

二つ目は「相手への敬意」を示すものだと考える。

茶は堺の商人から戦国武将(現在より多くの駆け引きを必要とした時代、ある意味、経営者だと思う。)のコミニケーションツールとして発達した。千利休の高弟である織田信長の弟の有楽斎が「客を饗なす」に重きを置いた、自己の流派を確立した。

それと同じようにスーツもそうした要素がある。Corvoが撮影地を茶室にしたのはこれが理由だ。

やはりスーツは被服としては快適とは言い難い。私はスーツ屋だがそれは認める。(笑)

だが相手に「饗」そうとする、誠意を感じさせるこれほどの被服はない。

粗悪なスーツを着ている人より、仕事着としてのスーツにお金をかけている人のほうが、相手の心を開くのは早い。 普通は良い道具を使っている大工に仕事を頼みたくなるであろう。

また、それは暗に仕事の姿勢を示すだけでなく、相手に対する敬意を示す。

それが手入れの行き届いていたなら尚更だ。

アイロンのかかった高級スーツにシャツ、身だしなみに気を付けている人がいるとする。この人は人に会うためにここまで「装い」に手間をかける。そうした人は往々にして仕事にもまじめだ。

安心できるとおもうはずだ。

私は畑仕事をするときは作業着を着る。みんなに「スーツの時とのギャップがすごい」とからかわれる。(笑)作業着で店番をしたらお客様はスーツを買ってくれるだろうか?売るものは同じでも駄目だろう。

良いスーツを着ることは、相手の心を開くのも一段と早くなるはずだ。ビジネスの場では最大の「饗」になる。

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スーツの必要性①(全三回)

「いいスーツって意味あるの?」「スーツって自己満足でしょ」

こんな、話は若い人の間で何度も聞く議論だ。

まぁ、スーツなんて1万円でも買える。

このブログはあくまで、スーツ屋の商売上のポジショントークと割り引いて読んでいただきたい。(笑)

仕事の場においてのスーツの在り方について、私なりの答えを述べる。

一つはスーツにはコミニケーションツールの意味があると考える。

ビジネスの場では、互いの意思疎通に関して苦慮する場面が多い。互いの利害の落としどころを探る交渉となれば、なおさら難しい。

ビジネススタイルの変化でスーツの在り方は変わったが、しかし上級職に就く者はスーツを着る機会が多い。

だから、多少なりとも、スーツの知識は持っている。 「そのスーツどこで作ったの?」 「オーダーでロロピアーナです。」 と返せば、大概「生地はロロピアーナが最高級」ということは有名であるから、聞いた側も知っている。

そこで一つの共通な話題が相手の心を開くことはよくある。

麻生太郎さんが海外の首脳に受けがいいのはスーツにあるといわれている。

ひと昔前のゴルフしかり、もっと古く言えば戦国武将たちの茶の席も、一つの共通した経験、話題を提供するコミニケーションツールだった。 スーツはコミニケーションツールなのだ。

もとを言えばスーツの源流は集まりの衣装だ。

「いい服着てるじゃん。」「あなたの服お洒落ね。どちらでおつくり?」

という具合に、昔の貴族も話のタネに互いに語り合ったに違いない。それで身上を潰した貴族も多くいたのだろうが。(笑)

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super200

秋冬シーズンに入って夏前に生地商社に注文した生地が続々と入荷してきている。

名古屋店で生地の紹介をすることは珍しいのだが、これはぜひ紹介させていただきたい。

あまり数値的な測りで生地の良し悪しを語ることは好まないが、これは別格である。

2017917161832.JPG仕立て価格3P¥380,000- ※「駿」の場合

この生地で使われる原毛は[Super200]である。 しっとりとした、真綿のような柔らかい手触り。指の腹でなぞるとトロミがある。写真では伝わらないことが惜しい。。

当然、[Super200] の生地は日用使いには適さないが別格である。

ブランドショップなら100万は下らない。

ロロ・ピアーナのゼニスのsuper200によりフェルト感が強く、カシミヤにより近い感触となっている。光沢はこちらのほうが上に感じる。

重要な商談の際の、ここぞという時の一着として私もオーダーを通した。

限定で3着を仕入れた。普段は名古屋店に展示する。

大阪、神戸のお客様でご所望の場合は、事前にご連絡いただきますようお願い申し上げる。

イタリアのスーツは男を引き立てるもの、

私はおしゃれなタイプでない。スーツ以外の服をここ10年は着ていない。

私ごとだが、最近は畑をやりはじめた。どうしても仕事に夢中になっていると季節の移り変わりを感じることなく1年が終わってしまう。だから、季節の区切りを感じるためにはじめた。獲れた作物をお世話になっている顧客様に配ろうと、ジャガイモを掘り起こしたのだが、仕事で忙しく掘り起こすのが梅雨明けになってしまい腐らせてしまった。

私は野良着とスーツしか着ない男だ。(笑)

イタリア人の男はスーツに淡い色の生地を用いた。それは自分を女性にアピールするために。英国人は自分と連れあう女性、妻を引き立てるためにスーツを着る。だからイタリア人のような派手な生地は用いない。 どちらもスーツの意味合いは、同じだ「女性」のために着るものなのだ。

女性は恋をすると、美容院、ネイルサロンに行ったり容姿に普段以上に気を使う。男性は女性の好意に返礼しなくてはならない。(竹村支配人はそうしたことに敏感なようだが、)私を代表するように日本人の男性は、お洒落に対して総じて無頓着だ。

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