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コルヴォ名古屋・大阪ブログ

名古屋店のご紹介

名古屋店のご紹介をさせていただきます。

Corvo名古屋店は旗艦店として「Corvo(コルヴォ)」の世界観を表すショールームを兼ねております。

店舗面積は34坪と通常のスーツ店より大きく、応接間をイメージした接客は寛ぎながらスーツ選びをしていただけるように作られております。

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まずは入り口で靴をお脱ぎになって、長い廊下をくぐると接客スペースとなります。

総延長で8mございます。

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接客用のソファー。

イタリア製のインポートソファーです。

家具、什器はすべて代表自らのセレクトションです。

 

 

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改装風景

 

 

品揃えにも、こだわりを持ちCorvoの仕立てに合う生地として、名古屋店では「オリジナルバンチ」とロロ・ピアーナの生地のみの取り扱いとなります。

また、デザインに関しても、Corvoのアイコンとなる「奉文」をはじめとした5種のモデルのみの取り扱いとなります。

ぜひ、お近くにお立ち寄りの際は、ご来店ください。

 

 

Corvo Nagoya

8F 2-14-16

464-0074  CHIKUSA-KU,NAGOYA SHI AICH-KEN

ITEL/FAX 052-898-0974

バッグの取り扱いについて

Corvoのスーツに合うバッグの取り扱いをしてほしい、とのお客様からのご要望をいただき、昨年から上質なバッグを探しつづけてきました。

そして、我々Corvoが新たに取り扱いを始めるブランドは、世界的なラグジュアリーブランドのOEMも手掛ける本物の腕を持った職人集団。

創業は1865年と古く本国イタリアでも老舗中の老舗「セラピアン」です。

古くからハリウッドを代表する俳優やアーティストなどからも厚い支持を得ており、現在でもファッション感度の高いセレブリティから愛用されているブランドです。

 

取り扱いに際し、当ブランドのスタッフも先行して自ら購入し、その質の高さを実証しております。

こちらのバッグは型押しした上質のレザーで、オレッキアと呼ばれる同社のアイコンとなる仕様は、ユニークなデザインで開口部を広げやすく意図的にサイド部分を湾曲させることで中の書類等の取り出しを容易にしております。

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東京で行われた受注会の様子。

セラピアンの主力商品である型押しのバッグから最高級のシボ革を使用したバッグまで色味が豊富。

 

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セラピアンといえば、独特の型押しの革が有名ですが、Corvoでは柔らかなシボ革用いたアイテムをメインに取り扱いを考えております。

 

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何故なら、セラピアンが扱うシボ革は型押しよりも、皺を入れる加工をすることでより多くの皮革を必要とし、特に上質とされる背の部分のカーフを贅沢に使用しているからです。

シボ革は傷に強い、というよりも傷が目立ちにくいといったほうが正しいでしょう。スムースレザーとは違い表面に凹凸がついていることから傷が目立ちにくく、長年お使いいただける素材になります。

 

そして経年変化(エイジング)も楽しめる革でもあります。エイジングとは、お使いいただくうちに、摩擦や日焼けで色味が変化し独特の深みと艶が生まれる事のことで、使うほどに柔らかく持ち主の手にしっくりと馴染んでいく革質は、野球のグローブと似ているのかもしれません。

最高級ブランドのバッグがシボ革のものがほとんどなのは、一生ものとして楽しんでいただきたい思いがあります。

 

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名古屋店のスタッフが自身の私物として購入したもので8月に入荷予定です。現在もセラピアンの型押しのボストンバックを使っているのですが、時折、電信柱に鞄をぶつけて傷をつけることあり傷が目立たないものがいいとのこと。(贅沢な人です。。)使用した感想などを随時報告したいと思います。

 

入荷日はまだ未定ですが、入荷次第また詳しくアップしていきます。

 

シャツ生地紹介

当店取扱のシャツ生地。

 

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    Price:¥20,000~¥30,000

 

    Corvo 

現物生地紹介

こんにちは。CORVO大阪店の前田です。

ゴールデンウィークも終わり、これからどんどん暖かい季節が近づいていますね。

ご紹介致します現物生地はドーメル社のトロピカルアマデウスです。

 

「トロピカルアマデウス」は、ドーメル社の代表服地の一つである「アマデウス」シリーズの夏用服地です。この生地は厳選されたスーパー100`sウール原料のみを使用した糸によって作られる生地です。

スーツになったとき着心地が良く、縦糸・緯糸に双糸を使っているので熱帯気候にも耐えられる耐久性のある商品です。

 

 

当店でご用意しておりますドーメル トロピカルアマデウスの現物生地は、黒地にインターバルが広く取られたゴールドのペンシルストライプが施されている生地です。

 

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さりげなくではありますが、ゴールドのストライプの間に、織り方を変えて黒のストライプも入っており、

ラグジュアリーな印象の服地を得意とする同社らしい、洗練されセクシーな雰囲気が特徴です。

 

ただ、ビジネスユースで堅実な印象が欲しい場合は、ブルー系の無地のシャツに濃紺のソリッドタイで、

引き締めた印象を作れ、ダブルのジャケットに仕立てれば男性らしい威厳のあるスーツに仕立て上がります。

打ち込み本数が多く、しっかりとした生地の為、長期出張などで活躍してくれること間違いなしです。

 

 

生地が良質なのはもちろん、CORVOの仕立ての特徴は、細部までお客様のご希望に近づけることです。

型紙を一から作成できるCORVOの特徴は、ボタン位置やポケット位置を変えられることです。下記サンプルジャケットのボタン位置は、一般的なジャケットに比べ2.5cm程下についております。

ボタン位置を下げることによって通常よりVゾーンが広く胸の高さが強調され、力強い・自信のある印象になります。

 

この他にも当店スタッフが厳選した現物生地が多数ございますので、是非ご来店くださいませ。

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                      <当店ストライプサンプルスーツ>

 

CORVO 大阪店 

オリジナルバンチについて⑦お客様からの反応(全7回)

全7回にわたってご紹介してきたオリジナルバンチの投稿も今回が最終回です。

 

皆様からご好評をいただいております、オリジナルバンチは既に数点品切れが出ている程の人気となっており、特にブログでご紹介させていただいた生地は入荷待ちの物もございます。

 

オリジナルバンチよりお選びいただいたお客様からは、前述(第2回で)しましたように生地の復元性が高くシワになりにくいことから、新幹線や飛行機で長時間座っていてもシワが気にならず一日中着用されていても、ハンガーに吊るしておけば翌日にはシワがなくなり移動時間が長い時などは重宝していただいているとの声をいただきました。

 

もちろんビジネス用だけではなく、当店オリジナルバンチのイタリア生地で結婚式用のタキシードをお仕立ていただいたお客様からは、光の反射率が高く美しいドレープの出る鮮やかなブルーの生地で仕立てていただき、通常のタキシードとはまた趣の違う仕立て上がりになり結婚式会場でも、大反響だったそうです。

 

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   (写真中央が当店の顧客様のK様です、ご両親と)        (奥様とご出席された皆様とご一緒に)

 

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               (お仕立ていただいたイタリア産スーパー120sの生地)

 

 

年齢層の幅広い顧客様にはラグジュアリーショップで買い物をされている、ファッションに対する感度の高い方、士業、経営者、会社、業界を牽引する幹部層の方々が多くいらっしゃいます。

そうした顧客様たちの共通点と言えば、しっかりとセルフイメージを把握し、自らプロデュースをし、仕事に対して情熱のある方から当ブランドのオーダーメイドスーツをお選びいただいております。

そういったラグジュアリーを知る方々から選んでいただけているのは、我々がチョイスしてきた生地、仕立てに間違いないということを証明出来ていると強く感じ、これからも当ブランドのスタイルを発信していかなければとならないと考えております。

構想から数か月の制作期間を経て完成したオリジナルバンチは、着実にお客様からの信頼を得ております。

オリジナルバンチをお選びになったお客様に「最高品質のスーツを提供する」というCorvoの理念が浸透していっていることでしょう。

 

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<ハウスモデルから少しボタン位置をさげたスタイル>

 

現在は感度の鋭い購入層からVゾーンを深く下げたスタイルが主流となっております。

ハウスモデルに対し、マイナーチェンジとして3cm程度ボタン位置を下げたスーツに対しドレープの効いた生地は好相性だと人気を博しています。

実際にオリジナルバンチにご用意させて頂いた生地の中に、そうした型に相性のいい生地も多くご用意しております。

そして、お客様から頂いた声を反映させオリジナルバンチの生地のラインアップを、少しづつ増やしていっておりますので、また詳細は後日アップさせていただきます。

 

お楽しみお待ちくださいませ。

 

 

 

 

 

オリジナルバンチについて⑥制作事例(全7回)

第6回は制作事例です。

当店のオリジナルバンチより

ホーランドシェリーで仕立てたダブルブレステッドのスーツ。

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英国海軍の制服から生まれたとされるダブルブレステッドのジャケットは、元々は防寒用のジャケットとして作られたとされ、本来は衣服の上前と下前のどちらにもボタンホールが開けられていて、風向き等によってどちらにも合わせられるようになっていたそうです。

そのダブルの特徴としては、もちろん防寒の機能もありますが、威厳のある雰囲気になり、尚且つ胸の高さが強調され重厚な存在感の中に、男性らしい力強いシルエットが生まれるという点です。

 

こちらのホーランドシェリーの生地も落ち着いた印象のミディアムグレーですが、ブルーの2.5cm幅のチョークストライプに袖付けをロープドショルダーにすることで、威厳を持たせつつ、チェンジポケットを付けて古き良き英国紳士のスタイルを再現しています。

ボタン位置を通常より1cm程下げてVゾーンの印象を強くしたジャケットで、クラシックなレジメンや小紋柄のネクタイも相性が良いですが、写真のような、ペイズリー柄のタイを合わせると上品な印象となります。

 

当店のスーツは、胸の高さを強調する男性らしいシルエットを得意としておりますので、少し太めのストライプ生地や写真のような2.5cm幅のストライプ生地がお勧めで、ボタン位置の幅を変えることも可能なので、ハーフブレストなどもお仕立ていただくことが可能です。

 

ホーランドシェリーの生地はこの他あと4色のチョークストライプと5種類のオルタネートストライプをご用意しておりますので、お客様のスーツが上がり次第また投稿致します。

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次回は、最終回 オリジナルバンチお客様からの声。

 

 

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オリジナルバンチについて⑤厳選生地について(全7回)

当店オリジナルバンチの60種類の取り扱いがありますが、そのうち半数はイタリア生地のご用意となります。

Corvo厳選生地ということで今回はブランド名は控えさせていただきますが、前回ご紹介のホーランドシェリーと同様に力を入れたのがこちらのイタリア生地です。

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高級生地の名産地、イタリア北部のピエモンテ州ビエラ市で創業した老舗ミルで、イタリア生地らしい柔らかな風合いと美しいドレープが特徴的です。

ちなみにロロピアーナやエルメネジルドゼニアが創業した地としても有名な町で、 アルプス山脈のふもとに位置し、良質な水に恵まれた地域ですので、 繊維産業が自然と発展していったのかもしれません。

 

 

そして、当店オリジナルバンチで扱う生地もビエラ地方の老舗ブランドをはじめ、スーパー110s~140sの上質なウーステッドを使用した生地を中心にチョイスしております。

 

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細い原毛を使用するのは、Corvoのアイコン「奉文」(ともゆき)との相性もよく、脇にしっかりと噛んだアームホールからウエストラインにかけてのドレープが美しい曲線を描きケマワシへと落ちていく、このスタイルは柔らかな風合いのイタリア生地を用いることによって一層映えるからです。

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こちらの生地はイタリアでは老舗中の老舗としてキートンやブリオーニといった高級メゾンからの信頼も厚く、 長期に渡り開発から製造までを共同で行っていることからもこのブランドの技術力の高さが窺えます。

 

温故知新というように伝統的な技術と先進のテクノロジーを融合させた手法は、イギリス生地では見ることのできない イタリア生地独特の風合いが特徴です。中でもおすすめのマイクロチェックの生地はイギリス地のような単調なチェック柄ではなく、光の陰影によって色味が少し変わり高貴で上品な印象となっております。

 

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次回は、当店オリジナルバンチよりお選びいただいた生地の制作事例です。

 

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オリジナルバンチ紹介④厳選生地(全7回)

本来はオリジナルバンチに集められた生地ブランドは伏せたいのですが、どうしても気になるというお客様のために一例を。

ロンドンのメイフェア地区にある紳士服店が集中しているファッションストリート、「サヴィルロウ」は紳士服の始まりともいわれるこの通りには、古くはナポレオン三世やウィンストン・チャーチル、ハリウッドを代表する俳優など、一流を知る顧客から絶大な支持を得ていることでも有名です。

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http://gqjapan.jp/fashion/wardrobe/20151103/opinionより

 

王室の方々からも支持されているこのサヴィルロウの名店から絶大な支持を受けているのが、世界屈指のマーチャント(生地商社)「ホーランドシェリー」社です。

ドブクロス低速織機にてじっくりと織られた生地が有名で、最新の高速織機では出すことのできない柔らかな風合いと弾力性に優れております。

季節毎のコレクションも豊富で、諸説ありますが、バンチブックを使った販売方法を初めて用いたのもホーランドシェリー社とも言われております。

そしてcorvoのオリジナルバンチのまず初めに登場するのがこのホーランドシェリーです。   

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しっかりと打ち込まれた生地は英国生地ならではの耐久性がありハードなビジネスユースに耐えます。スーパー140sの極細の原毛を使うことで美しい光沢を纏います。

ビジネスユースを意識したオルタネートストライプ、グレー生地などバリエーション豊富なのですが、特におすすめは大柄のチョークストライプは、corvoのアイコンとなるモデル「奉文」(ともゆき)と相性がよく、英国の伝統的な意匠を肌で感じることが出来ます。

現在の流れは女性的に線の細いスーツが、伝統的な男性的力強さを纏ったスーツに振れている感があります。

大柄のストライプは本来は英国生地の定番でした。しかし、近年の細いラペルのスーツには柄がうまく乗らず相性が悪く、人気は下火気味でしたが、最近のスーツはまた襟巾が広くなりつつあり感度のいい購入層から人気が戻ってきた感があります。

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第五回は引き続き「厳選生地について②」に紹介させていただきます

 

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オリジナルバンチ紹介③バンチ作成(全7回)

Corvoのバンチブックは外観、サイズにもこだわっています。

やはり、通常サイズのカードサンプルで実際の仕上がりとの印象が大きく変わるものです。

Corvoでは、お客様には生地が最も美しく見えるように通常の倍以上の大きさで、黄金長方形でカットした生地をご用意し、通常サイズのバンチでは作り出すことのできない、より出来上がりに近い形でご覧いただけます。

初めは通常のバンチのサイズで作ろうということであったのですが、顧客重視の観点を重んじるCorvoでは制作コストのかかる大きめのバンチにすることにしました。

いい商品、いいサービスを提供することにより多くのお客様に来ていただければコスト圧縮できるというCorvoの精神がこのバンチにも宿っています。

下の画像は制作過程の生地サンプルの切り出しです。

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  (輸入された状態で数十m単位で巻かれた生地にチャコで必要分にしるしを入れます)

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(ハサミで一気に切り上げます。きれいに切るためにはリズムが大事だとか。)

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(さらに裁断機に入れる前にチャコでしるしをつけます。実際にサンプルになったときに柄を一番お客様に見ていただきやすいようにと柄合わせだったり、意外にコツがいるそうです。)  

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(何十年も使い込まれた裁断機。油できれいに磨かれていました。今ではこの裁断機を製造しているところはなく、これからも現役でいてくれないと困るそうです。)  

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(出来上がったサンプルたちです。※写真の生地はCorvo用のものではありません。)

 

出来上がったサンプルをバンチにスタッフ自身ではさんでいきます。

Corvoのスタッフたちで「この生地はこの顧客さんにすすめよう」「自分用にこれを買おう」などと印象を語りながら、はさんでいくのは楽しいものです。  

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  外観は濃紺のリザード調の型押し、金箔印字となっておりバンチブックとしては最上級の仕上がりとなっています。大きさゆえに迫力があります。 一流生地ブランドもここまで上質のバンチを作っているところはないでしょう。  

 

 

次回は厳選生地の詳細について

 

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オリジナルバンチ紹介②生地選考(全7回)

生地選考について まず生地を選考するにあたり、ちいさな生地サンプルを数千種以上を生地商社にご用意いただきました。

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その中から、選考基準を満たす生地を探していくわけですが、これがなかなか楽しいもので私は休みの日を利用してオリジナルバンチの生地探しをしておりました。

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良質な原毛を用いることは当然のことですが、打ち込みがしっかりしていないと強度、皺に対する復元性は落ちてしまいます。

打ち込みというのは単位面積当たりの糸の使用量を指しており、しっかりしているというのは多くの糸を使っているということです。

そして生地の撚り方、太さなどでその生地の強さ、復元力は変わってくるものです。

ビジネスユースを意識し一日中着用されていたとしてもその次の日ハンガーにかけておくだけで嫌な皺はほとんど消え、また、擦り切れたりということがない生地を選びました。

第一回で述べたように上質な原毛を用いてウェイトもしっかりとある仕立て映えする生地を選ばなければ良いスーツは生まれません。

そこで我々が最終的に選出した60種類の生地には英国生地メーカーを代表するメーカー、高級メゾン御用達の生地メーカーの生地から選出したスーパー120s~140s、ウェイトは250~280g程度のものがメインとなっております。

あえて生地メーカーの名を伏せたのは、ブランド名に惑わされず本当にいい生地を手で触っていただきその良し悪しを判断していただきたいからです。

色味や柄は当店のアイコンとなる「奉文」(ともゆき)に代表されるようにCorvoのスーツとは「テーラードの伝統を守りつつも、クラシックな趣を残しつつも、どこか都市的である」との意匠の考えの基、幅広めのストライプ、マイクロチェックなど他店では取り扱いの少ない生地を豊富に揃えました。

本当は書き足りない気持ちですが、具体的な生地紹介は第四回に譲るとします。下にそのほんの一部を写真にて紹介いたします。      

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三回はバンチの作成についてご紹介させていただきます

 

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