コルヴォ名古屋・大阪ブログ
コルヴォの定番商品
コルヴォの定番商品といえばロロ・ピアーナの「タスマニア」「ウィッシュ」。
「タスマニア」「ウィッシュ」はビジネス使い用です。
「タスマニア」はスーパー150、「ウィッシュ」はスーパー170の原毛を使用しています。
一部に「スーパー150以上は普段使いできない」という方もいますが、実際に着用してみるとその耐久性に驚きます。
一部原毛のスーパー表示を上げるため糸の本数を減らし織った粗悪な生地のせいで、「スーパー表記の高い生地は弱い」とのイメージが一般についたと思います。
そういえば最近、「スーパー表記」についてあまり聞かなくなりましたね。
柄行でいえば「タスマニア」は多様性に富み全面的にお客様の好みをカバーしますが、「ウィッシュ」は抑え気味で慎み深い柄が目立ちます。
最近の私の好みでは素材感で違いを見せる、「ウィッシュ」です。
カシミヤと同等の細い原毛は美しい、自然な光沢があり、特に無地などではその存在感が他の生地のスーツとは段違いです。
サッカー選手のファッション
こんにちは。オーダースーツCorvoの竹村です。
ニュースなどで見かけるスポーツ選手の遠征の際の服装。
スーツやジャケットスタイルのイメージが強いですよね。
特にサッカー選手はこだわりを持った方が多いように感じまして、カズこと三浦和良さんや
中田英寿さんのファッションはたびたびメディアが取り上げていました。
三浦選手はゴッドファーザーなどのマフィアのファッションが好きな方としても
有名で、年に6着ほどオーダーで仕立てられるとなにかの番組で拝見いたしました(笑)
柔らかな暖色のジャケット、ブラウンのネクタイは小剣を長めに結び、そこにボルサリーノのハット。う~ん、間違いなくイタリアが好きなんでしょう(笑)
当店も取り扱いのある生地はイタリアのものがメインとなりますので、高貴なマフィアのスタイルを提案させていただきます。
それでは。
大阪店の営業時間
本日6月19日(金)大阪店を臨時休業させていただきます。
突然のことで申し訳ございませんがよろしくお願い致します。
梳毛織物
皆さんこんにちは。オーダースーツCorvoの竹村です。
梳毛とはあまり聞きなれない言葉だと思いますが、皆様がお持ちのスーツも梳毛糸で作られているものが多いのではないでしょうか、梳毛糸とは5cm以上の長い繊維を梳って作られるので、梳毛糸と呼ばれます。
非常に滑らかな肌触りと皺になりにくいという特徴があり、当店でも人気の
ロロピアーナ「タスマニアン」シリーズもその一つです。
梳毛糸をサージやギャバジンなどとも呼ばれる代表的な織り方で仕上げた生地です。
一日中着ていても、風通しのいいところでハンガーにつるして置けば翌日には皺がほとんど目立たなくなります。
是非一度お試しを。
Price:¥128,000~
相応の装い
明治時代、井上馨は外国の国賓を招くために「鹿鳴館」を建設しました。
西欧文化が日本に持ち込まれ間もない日本人の、ダンス、エチケットは拙いものだったといわれています。
当時は、内外から極端な西洋化に批判があったようですが「もてなしの心」があったと思います。
特に西欧では装いはその人の所属する組織、立ち位置、クラスを示すアイコンとなる場合があります。(ネクタイの柄など)
日本では上級職、上場企業の役員につく方が量販店のスーツ、ボタンの色がカラフルなシャツを着ていたりします。時には服装が質素であることをもてはやす傾向があります。
司馬遼太郎の「坂の上の雲」でも有名な明治の名将、秋山好古、秋山真之兄弟は身なりに頓着せずいつも汚れた格好をしていたといわれています。時には人目もはばからず「おなら」をしたとも。
確かに「読み物」として天才の奇行というのはおもしろくもあり、その自由奔放なふるまいに憧れに似た感情を持たせます。
実際に真珠湾攻撃の作戦計画者の一人、黒島亀人参謀は秋山真之を真似、風呂に入らず、半裸で三日間、自室にこもったなどの追従者も現れます。
経済界では本田宗一郎は皇居での親授式に白いつなぎをきて出席しようとした。
アップルの創業者の一人、スティーブ・ジョブズ氏もタートルネックにジーンズとニューバランスのスニーカーという決まったい出立ちでしたね。例にもれずジョブズ氏も若いころは着のみ着のまま、風呂にも入らずに社内を歩いた、便器で足を洗うなどの奇行癖があったようです。
これらはずば抜けた能力、強烈なカリスマ性を持つキャラクターに許された振る舞いですね。
やはりは服装というのは相手をもてなす意味合いを持っていて、自分の所属する団体、立ち位を表し相手に自分を知らせるツールでもあります。
特に上級職につく方にはやはりそれ相応の装いをしていただきたいですね。
夏物現物生地
皆さんこんにちは。オーダースーツCorvo神戸の竹村です。
本日は、定期的にご紹介させていただいている現物生地のご紹介です。
まずは一つ目は、ジャケット生地でSuper130sの生地になります。
清涼感溢れるこの生地はこれからのシーズンにピッタリの生地で、
アンコンジャケットや芯なしジャケットに仕立ててシャツ感覚でさらりと着こなしてみてください。
ブラウンのパンツなどと合わせてみてもおもしろいかもしれませんね。
Price:¥58,000
続いてはスーツ生地になりまして、カノニコの生地になります。
当店で最近よく出ているストライプ柄が少し強調された生地です。
ストライプ巾がそこまで広くないものなので、今まで無地やシャドーストライプなどが
多かった方に是非お仕立てしていただきたい生地です。
平織のSuper110sで織られたこの生地はデイリーユースにお使いいただくのにピッタリです。
Price:¥85,000
フルオーダーシャツ
皆さんこんにちは。オーダースーツCorvo神戸の竹村です。
本日は、オーダーシャツのシャツ生地をご紹介いたします。
トーマスメイソン
英国生まれの紡績メーカーで、ターンブルアッサーなどでも使われる高級シャツを代表する生地です。超長綿を用いた糸は、ふっくらとした柔らかな風合いと非常に美しい光沢を放ちます。
超長綿の特徴は、その名の通り繊維の長さが35mm以上の特別に長いものを指します。他のコットンより光の反射率が高く、油分を多く含んでいるので独特のぬめりと美しい光沢が出るのが特徴です。
写真:神戸店 支配人 竹村私物
ジャケットを脱ぐ機会の増える夏場は、ギンガムチェックなどの柄物のシャツが大活躍する事間違いなしです。
ノータイはもちろん淡いお色のニットタイなどとの相性も抜群です。
是非、一度お作りいただき、最高品質のシャツを堪能してくださいませ。
それでは。
Price:Thomas Mason ¥28,000